Style&Cordinate Vol.59
“Style&Cordinate Vol.59”
EELの「Explorer2」をメインに2つほど。
個人的にもこの手の「膝上丈のミドルレングスなコート」は
愛用のひと品になる訳でして、毎シーズン袖を通さない事はありません。
ただ自分の持っているBarbourで言いますと、
昔ながらのデザイン・シルエットということでコーディネイトうんぬんというより、
“防寒着”としての役割しか担う事が出来ません。。
さらに不満な点となりますと、『着ずらさ』が挙げられるでしょうか。
着ずらさの理由は、英国モノならではのホスピタリティに欠ける(?)
裏地にありまして、Explorer2と同様なコットンのタータンチェックの生地が
すこぶる滑りが悪く、ジャケットやニットを想像以上に引掛けてくれる
ところにあります。
その点Explorer2に関して言えば、袖裏がポリエステル生地ですので
スムーズに腕が通せますし、腕幅も細くしてあるので、
ジャケットに近い感覚でコートを楽しめるメリットがあります。
今回の↑は、ごくごくシンプルな感じでまとめてますが、
全身に占めるコートの面積が大きい分、襟・袖口・裾のレザーに近い
色合いの、ボルドーのストールを差して共通点を作ってみました。
ややドレス寄りの、落ち着いた向きのスタイリングです。
英国調の硬めの印象のあるコートだからといって、
ドレスっぽいというところにこだわらず、
「天気悪くなりそうだったんで、その辺にあったの、一枚引掛けて来ました」
的な(?)、感じに仕上げました。
こうやってレイヤードをしてみたところ、ベアベストそのものが
コートとセットになった“ボアのライナー”のようにも見え、
本格的に寒さが厳しくなった折には、結構重宝するのかなとも思いました。
ライナーとしてコートにくっ付いているわけではないので、
わざわざ取り外す手間もないですし、メルトンとのコンビのおかげで、
「それ、裏地っぽくない?」と妙な心配(?)を抱かれることもありません。
先程はストールでひと工夫してみましたが、
今回は足元でブラウンのレザーシューズを選んで、
カラーリングと重厚感のバランスを整えてみました。
改めて見直してみると、『イギリスあたりの鉄道管理局の人』(?笑)
っぽいニュアンスが出ているので、本人としては大満足なスタイリングです。
【TOPS】・EEL(イール)Explorer2(ネイビー)
【TOPS】・VAL de SAIRE(バル デ セール)Vネック プルオーバーニット(ネイビー)
【TOPS】・EEL(イール)ベア ベスト(ネイビー)
【TOPS】・FilMelange(フィルメランジェ)「GILLIAM」 サーマル ヘンリーネック(メランジェ)
【BOTTOMS】・EEL(イール)BonBar Pants(ベージュ)
【ACCESSORY】・general design made(ジェネラルデザイン メイド)ラーベンテープ トライアングル ストール(ボルドー)
【ACCESSORY】・MANIERA (マニエラ)ウール/コットン サージ マリンキャップ(チャコール)
【SHOES】・SANDERS(サンダース)Uチップ ダービーシューズ(ミリタリーラスト・バーガンディ)