EEL Explorer2

2012.10.07 / アイテム

EEL(イール)Explorer2(ネイビー)

EEL  “Explorer2”  Navy

 

 

 

EELの「Explorer2」をアップしています。

 

 

 

「2」ということで、お察し頂ける方も多いかと思いますが、

昨年ご好評頂きましたファーストモデルに続く、

第2弾ということでのセカンドモデルが今作です。

 

 

定評のある、『British Millerain』社のワックスコットン生地はそのままに、

ブルゾンモデルからステンカラーコートを基調としたモデル変更で、

「ちょっとだけカラーorディテールチェンジして、今年も作っちゃいました♫」

といったお手軽なものではなく、今シーズンのドレッシーなテーマに基づいての

“ドラスティックなアップデート”

と言えそうなのが、Explorer2になる訳です。

 

(だいぶ大袈裟な物言いですね。。失礼しました...)

 

 

 

 

 

EEL(イール)Explorer2(ネイビー)

 

 

 

 

British Millerainの生地や裏地、袖・襟のレザーやブラスジッパーなど、

ファーストモデルから引き継がれたグッドディテールに関しましては、

以前のブログが役に立ちますので、参考がてら掲載しておきます。

 

 

*「EXPLORER 補足」

 

 

 

商品ページで記載してますように、

Barbourで一番ロング丈の名品、“Border”をイメージさせる

コートだと、最初は聞いてました。

 

ただ比較してみますと共通点はそれほどでもなく

(というより全然違うものですね)、

「かえってコッチの方が良いなぁ...」

と思っている毎日です。

 

 

↑の私物

(すいません。。自分のGamefairです...)

から感じている、使いづらさやトゥーマッチな部分

(あと、野暮ったいシルエットも)

が上手く修正されていて、非常に好感の持てるコートだと言えます。

 

 

 

 

 

EEL(イール)Explorer2(ネイビー)

 

 

 

 

冒頭の画像でご覧頂ける、

ストームガードのためのチンフラップの存在や、

それを留めた時の武骨で男性的なルックスに、

共感頂ける方は少なくないと思いますが、

個人的には↑に見えます、

“背中側の佇まい”

が特に気に入っています。

 

 

深みのある人生を送れていないので、

哀愁のある背中でも何でもないのですが(・・・)、

本家のBarbourと違い、

トレンチコート的な切り替えの当て布を付けています。

 

 

 

Barbourはハンティング用途であった名残りから、

背中側に付属や切り替えを付けない、まっさらな見た目です

(リュックや猟銃を背負った時、引っ掛かるので)。

 

ただ、何も背負ってないとのっぺりとした平面なので、

これが貧相というか間が抜けるというか、

自分の中で気になり続けていました。

 

おまけに背中側の熱=蒸れが、逃げていかずにこもるので、

冬でも日によっては背中が湿っぽく...

不快な気分に陥ることも多いのが現実です。

 

 

 

その点、Explorer2に関して言えば、

立体的で抑揚のあるルックスにつなげつつ、

湿気を逃がす放湿性も確保出来ているのは、

お伝えしておきたいポイントです。

 

 

スナップボタンが付属していますので、自由に開け閉め頂いて、

こういうこと言いたいのねー、と納得頂ければと思います。

 

 

 

 

 

EEL(イール)Explorer2(ネイビー)

 

 

 

 

今シーズンのEELのヘビーアウター・Explorer2の初見、

いかがでしたでしょうか?

 

 

自分もワックスコットンのアウターを持っていて思うのですが、

そのコストパフォーマンスの高さたるや、

平伏して感謝したい思いがあります。

(平伏は流石にしませんが)

 

 

「ナイロンのような軽さに乏しい半面、破れたり燃えたりを気にせず使える事」、

「ウールのような保温性に劣っても、毛玉や伸びによる型崩れとは無縁」、

「風合いが変化しても“エイジング”として通せる、

機能が落ちて来たらワックスを塗って回復出来る」

 

 

など、長く愛用頂けるポイントを数多く備えています。

 

自分の、30年近く経ってもまだ現役

のコメントは、物持ちの良い私の性格だから、と言う訳では決してなく、

ワックスコットンそのものの機能性の高さを示してのことです。

 

 

 

クセのないシンプルなデザインも相まり、

店頭でも評判の良さを感じている今日この頃。

 

ワックスデビュー(?)を飾るのでしたら、

こちらのモデルをお勧めさせて頂きます。

 

 

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