EEL Products “Sea Bach”
EEL Productsの「シーバッハ」をご紹介します。
陽射しが出ているので気分良く撮影を始めたものの、最高気温4℃・・の半屋外。
暖房ゼロはもう耐えられません。セラミックファンヒーターでも買おうかしら?
そんなことを言い続けてもう〇〇年。私の我慢強さ、なかなかのものでしょう。
3月でもそれなりに降雪していますが、ホームセンターでは商品の入れ替え時期もあり、
雪かきグッズが不足している旨をニュースで読みました。
確かに微妙な頃、季節モノだけに店としては見極めの難しさを迫られます。
リアルがこういう状況なら、ネットのほうも潤沢ではないでしょうし。
というのを口実にして、ヒーター入手の先延ばしが今年も進むわけで・・
来週は春本番っぽいので、ますます暖房いらないな、うん。
気を取り直してイールさんの「シーバッハ」、見ていきます。
だいぶ前にアップしていたように思いますが、そろそろ現実味が出てきたとあり、
順調にアクセスを伸ばしていますコチラ。本邦初登場になる新型でございます。
ロロさんのご紹介時にもお伝えしたように、“シャツ顔した羽織りモノ(軽めアウター)”が盛況で、
各ブランドさんで打ち出されている中での↑。
イールさんでは昨年に先行してリリースした「チーチー」が評判だったこともあり、
その実績を踏まえてのヴァージョン違いな提案だと見ています。
目を引くのはやはりココでしょう。“アシンメトリー”なポケットの配置。
左側が貼り付け型のパッチポケット、右側がパネルライン(切り替え線)に合わせたシームポケットです。
胸?のほうにスマホを入れるにはサイズが足りませんので、収納は腰ポケット一択になるかと。
あらかじめご容赦くださいませ。
こういう互い違いのポケット、軍モノを知る方なら納得いただけるやり方で、ベルギーやイギリス軍の
ボトムスあたりが挙げられるんじゃないでしょうか?
そこから派生してのワークウェア、あるいはヴィンテージの何某かにも稀に出てくるデザイン。
まぁイールさんのフォロワーなら深刻に捉えていただくより、遊びごころや抜け感のひとつとして
ご覧いただけるはず。らしさを覚える好印象なポケットです。
襟の形や4つボタンのヴィジュアルだけ見てしまうと、《コックジャケット》あたりを彷彿させつつ、
シャツに通じる印象は生地も関係してのこと。色合い・質ともに良好な「リネンファブリック」。
これまでの履歴からして《フレンチリネン》であってほしいと思いますが、ボトムスで使われそうな
厚みです。シャツほどぺラい薄さはなく、ジャケットほどのゴツさもなし。
そしてこの絶妙なミドリっぷり。散々探しましたが、ここでは【ボトルグリーン】が相応しそうです。
ミリタリーのオリーブほど粗雑ではなく、ブリティッシュグリーンほど大仰でない感じ。
『枯れた爽やかさ』、ついつい手にしてしまう自分好みの色合い。
ブルゾン気質のある羽織りモノなら、この感じが扱いやすいのでは?
幅広・丈短に寄せたボックスシルエット。今までの巨デカっぷりとは異なるような。
シャツの上からならジャケット然としてきそうですし、セントジェームスの上からならブルゾン、
冒頭のようにTシャツとならシャツ代わりに。多方面での使い方で活躍してくれること請け合い。
ボタンの留め具合で印象も変わりますので、色々とチャレンジくださいませ。
EEL Productsの「シーバッハ」をご紹介しました。
前評判の高さもあり、よそさんでも早くから動いていたようですが、ブラックを選ばないのが
5minutes流。このグリーンを選ばず何選ぶの?からご用意に至ったお品。
個人的にはネイビー~ブルー系との組み合わせを目論んでまして、コーディネイトもそちらに
寄った感じになりそうですが、まぁそれも良しと見ています。
皆さん各自の「シーバッハ」像が上手いこと描けますよう、今日の投稿を参考ください。
宜しくお願いします。