Yarmo “Duster Coat”
Yarmoの「ダスターコート」をご紹介します。
暑がりぶってTシャツ一枚でいるとロクなことがありません。風邪を引きました・・
頭痛と悪寒のまぁひどいこと。昨日はキルトライナー付きのウールコートで帰る次第。
人目も気にしてられないほどでしたので。。
3日目でようやく調子を取り戻しつつありますが、良いペースで進んでいた業務が
滞ったのは予想外のアクシデント。出荷作業だけで手一杯だったのは仕方ありません。
明日から撮影が再開できるよう、今日も10時間以上の睡眠を目指すことにします。
『毎年10月10日はダスターコートの日』。
偶然の一致で昨年も同じ日に投稿してました。体育の日に変わる記念日にしときましょう。
当店でも3年目を迎えていますヤーモさんのダスターコート。
ビッグシルエットの台頭を受けてのリリースが評判を呼び、ラインナップに欠かせないものになりました。
というわけで今年もリピート。良い反響を頂けているように思います。
↑のバナーは初出の「ダスターコートって何?」にリンクしていますし、
さらに突っ込んでご覧になりたい方ならコチラも必読かもしれません。
まずはご好評アイテムの歩みをなぞってみてください。
あえての裏側を掲載しましたが、何となくお分かりいただけるでしょうか?
今回のダスターコートでは“デニム生地”が採用されています。
「British Army Denim」と銘打った生地は、その昔イギリス軍で使われていたものを
改めて復刻したものになります。
インディゴじゃないデニムの新鮮さ、まずはそこに心惹かれます。
『イギリス軍 グリーンデニム』とでも検索すれば、オリジナルもご覧いただけるかと。
映画「ダンケルク」の世界ですね。とにかく濃ゆい・・
個人的にこちらの生地ですが、本来のCC41精神に近づけた気がして歓迎しています。
簡素化が目的なのに有名メーカー産の生地使っちゃうのはどうなのよ?と。
使ってもあえてタグを見せない男気、そんなのを言外に求めてました。
まぁ面倒くさい頑固者の意見は置いとくとして、デニム特有のウェイト(厚み)加減は
これからの季節にも喜ばしい限りなんですが。
ツイルとかトリコチン(キャバルリーツイル)、綿織物の生地ならではの汎用性はあるんですが、
シェットランドとかのニットものを合わせると素材負け(ボリュームやバランス面から)するので、
秋冬のコットンコートが今ひとつ信用できていませんでした。
でそれがデニムに変わると・・
生地が厚くなったことでインナーとのチグハグさも目立たなくなるのはメリット。
おまけにデニムが持つエイジング(インディゴほどではないけど多少色は変わります)も
楽しめると来れば、長く愛用出来る要素が増えるように思います。
いかがでしょう?
ヤーモのスタンダードとして定着する「ダスターコート」。
今季も無事用意することが叶いました。
作業着として使われるオーバーコート=上っ張りを、今の気分に合うように
アレンジできたのが評判の秘訣であるはずなんですが、今回のグリーンデニムなんかが
現れたりすると、ヴィンテージやミリタリー好きな方にも共鳴できそうなポイントが増えて、
無駄なテンションの高まりを覚えています。
ビッグシルエットなコートをジェンダーレスに楽しむもあり、
ヴィンテージマナーの新作コートに袖を通してみるのもあり、
そのどちらも結構だと思いますので、改めてお目通しくださいませ。
それでは宜しくお願いします。