FUJITO 「11MJ JKT」＆「FATIGUE PANTS」
FUJITOの「11MJ ジャケット」と「ファティーグパンツ」をご紹介します。
アップを終えてから数日ほど経っていますが、
見ている限りですとおおむね評価は頂けているようです。
FUJITOのラインナップの中でも、
シーズンに関わらず展開されている両アイテム。
初見の方もいらっしゃるかも知れませんので、
改めてのプレイバックということで、
過去ログをご覧頂ければと思います。
お店にお越し頂いた方はご存知かと思いますが、
本当に↑のジャケットはよく着てました。
毎日というには語弊がありますが、
相当な頻度で袖を通していたように思います
（これ一枚でというよりかは、『ジャケットのインナー』というレイヤードで
一貫していたような・・）。
今日もまたそうなんですが、
かなり重宝しているアイテムということを実感しています。
そんな私的フェイバリットなジャケット、新しいシーズンを迎えるにあたり、
今度はコットン“ピケ”素材にアップデート。
これがまた琴線をくすぐってくれる、好アイテムに仕上がりました。
何がそうグッときたかと申しますと、長年くすぶっていた
「Leeのウエスターナーへのアンサー」
というのが挙げられます。
その昔、自分が所属していた部門の上司の方だったと思うのですが、
それはもうそれはもう、
『シャレオツ ウエスターナー タイドアップ コーディネイト』（？）
をされてまして、軽いカルチャーショックを受けた記憶があります。
なんですが、
「LeeってUSAでしょ？オフホワイトでしょ？私には無理でしょ？」
ということで、かなり遠い目で見ることに。
それ以来、白モノジャケットには縁がないというか、
鬼門のようなアイテムとして捉えていました。
そんな甘酸っぱい？10数年前のトラウマを、
完全に払拭してくれるであろうアイテムとして多大な期待を寄せているのが、
今回の11MJ ジャケットのように思っています。
ウエスターナーほど白くなくアクの少ないライトグレー、
定評のあるラングラースタイルの着丈の長さ、そしてリーバイスを彷彿とさせる
コットンピケファブリックと、これ一枚でアメカジを網羅出来てしまうという、
なかなか興味深いコンビネーションが見てとれます。
自分の嗜好というか傾向からしますと、親ヨーロッパ野郎というのは、
皆さま薄々気づかれているとは思いますので、急にどうしたの？
ということになりそうですが、
その答えはファティーグパンツとのセットアップに隠されていたみたいです。
FUJITO “Fatigue Pants （Pique）”
最初は目が慣れていないという事あり、
気にも留めていませんでしたが、
撮影を繰り返しにつけ確信しました。
「なんかしっくりしてきたな．．．あーそういうことね。
作業着っぽいからか・・・」
もともとファティーグの単語自体が“労働”からきていますが、
インクブルー・ネイビー・ブルーグレー・ライトグレーあたりは
ワークウェアでもよく見かけられる色合いで、
普段からフランスのリアルワークウェアを愛用する自分にすると、
「ん？制服の衣替えか。。」
に思えるくらい、異和感を覚えることのない配色です。
おまけにフェイバリットカラーのひとつ、
ターコイズが所々にあしらわれてるとなると、
否が応でも上がってしまうテンション。
これはもう、
『ユーロワークウェア側から見た、USAプロダクトへのソリューション』
という、もっともらしい解釈に至ってしまった次第です（笑）。
そんなこんなでとりとめもなくお送りしてしまった本日のブログ、
いかがでしたでしょうか？
思い入れの深さから饒舌に語ってしまう、
いつもの悪いクセが出てしまいましたが、これはもうしょうがありません。
だって好きなんだもん、11MJ ジャケットが。
もちろんファティーグパンツも。
次回以降、セットアップ以外のコーディネイトもご紹介していきます。
宜しくお願いします。
