comm. arch. “Brit Hunting Jumper”
comm. arch. “Brit Hunting Jumper”
comm. arch.の「“Brit Hunting Jumper” モックネックニット」をご紹介します。
第一弾・第二弾を経て、遅ればせながらインフォメーションさせて頂く、
コチラのニットウェア。
現実味が薄かったフィッシャーマン系のアイテムも、ようやく違和感を覚えにくい
気候になった模様です。
コムアーチのトリを飾るに相応しいものだと思ってますので、
以下お付き合いくださいませ。
ご好評頂いているSaddleシリーズから一転、
はっきりとしたケーブル模様が麗しい、秋冬らしさをかんじさせるひと品。
ブランドサイトでもその評判の良さが挙げられているほどですので、
話題になっているのは間違いなさそうです。
↑でご覧頂ける様に、ユニークな編み地の切り替えや
ほんのり高めにしたモックネック、(私にとって)身体にしっくりくる
シルエットやサイズ感など、ややもすると野暮ったさ全開なアイテムに
なりがちなところを、上手にアレンジ出来てる辺りは、
うっすらと感じて頂けるだろうと思います。
バックリとお伝えすると、5種類のケーブルをミックスした身頃に、
ポップコーン的凹凸のある袖+ガーター編みでのヒジの切り替え、
最後にリブ編みの襟・裾で締めるといった構成からなる、ブリット ハンティング ジャンパー。
7つの編み地からなる超絶ニットは既報でしたが、
複雑な切り替えを惜しみなく用いているのは、コムアーチたる所以なところでしょう。
“フィッシャーマンニットのマインドを押さえつつ、
気を利かせたアレンジでモダンに見せる”
何かこう難しく言おうとしていますが(?)、
『ケーブルニットをスマートに着る。』
そういったことで良いはずです。
フィッシャーマンニットと言いますと、未脱脂のウールを使ったずっしりとした重たさ、
その辺がマストなんだと思います。
ただ如何せん未脱脂な原毛感が強いだけに、チクチクした肌触りに悶絶する、
その辺もマストなんだと思います。。
ブリット ハンティング ジャンパーで使われているのは、
高品質で実用に即したオーストラリアン・メリノウール in ジロン地方。
スーパーなラムズウールをぎっちりと、↑でご覧頂けるように
くっきり凹凸が分かるように編み立てています。
そこから導き出されるのが、“スポンジのような”の表現。
チクチクし過ぎる肌触りの悪さも皆無で、スポンジなので熱もしっかり貯めやすい、
アウターの必要性を感じさせない(いや言い過ぎ。アウターもチェックください)
ニットだろうと、そんな風に感じています。
フィッシャーマンニットの正しい着方とすれば、
シャツの上からストンとかぶるになりそうですが、
コチラに関しては昨今の状況に照らし合わせて、シャツなしでも良いのでは?
そんなことからの↑。
モックネックの良さを活かした向きで、本人は捉えています。
ケーブルニットと言いますと、オフホワイトの色合いも捨てがたいのですが、
男性の方からするとややハードルが上がるのも否めません。
安心・安定なネイビーであっても、絶妙な色の濃淡が楽しめるものですので、
色落ちしたデニムにあわせたいなとは、本人談です。
以上お送りしてきたブリット ハンティング ジャンパー。
トラディショナルなニットウェアに通じる部分を踏まえながらも、
部分的な編み地の切り替えで、アウターを脱いだときのギャップを楽しめる、
その辺りは評価を高めているポイントなはずです。
ただ改めてお伝えしたいのは
“微に入り細にわたる、日本の職人ならではのこまやかさ”
も、気に留めておいて頂きたいポイントだと思ってます。
よりよいウィンターライフのお供に。女性の方にもお勧めします。
宜しくお願いします。