comm. arch. “Panel B.B. with Pocket”

2015.11.03 / アイテム

comm. arch.(コム・アーチ)“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット(モノ)

comm. arch. “Panel B.B. with Pocket”

 

 

 

comm. arch.の「“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット」をご紹介します。

 

 

 

11月は先立って入荷していたモノを改めて詳しく取り上げなおす、

そんな強化月間ということで日々ご案内していくことにします。

 

ということでまずはコチラから。

 

 

前評判の高かったコム・アーチのニットをピックアップ。

 

明日は免許の書き換えを予定していますので、

前説なしでそそくさと本題に入っていきます。

 

 

 

 

 

comm. arch.(コム・アーチ)“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット(モノ)

 

 

 

 

アイテム名に“B.B.”があること、見たことある構図の画像だな?から

お察し頂けるように、コム・アーチのアイコンになる

Saddle B.B.がベースになるコチラ。

 

(間違っていたらスイマセン。。同型ということで話を進めていきます)

 

 

 

スコティッシュニットにならった減らし目から来る動きやすさ、

鞍(サドル)にように湾曲したラインによるヴィジュアル的な面白さもあるアイテムを、

4色の糸と編み地で表わしたPanel B.B.。

 

 

見た目からしますと、パネルボーダー(+ポケット)が与えるキャッチーさを

感じられるんでしょうが、やっていることはそれとは反比例で、

職人さんを悩ますシリアスかつハードなテクニックを必要とする、

複雑な工程を経た末でのもの。

 

華やかなパネルボーダーの裏側に潜む血と汗と涙の結晶に、

思いを馳せてみてください。

 

 

毎度大げさですいません。。

 

 

 

 

 

comm. arch.(コム・アーチ)“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット(モノ)

 

 

 

 

大げさにならざるを得ないのは、この辺りを見ているからでしょう。

 

 

ご覧頂ける範囲で、4色それぞれで編み地を変えてあるのを確認頂けます。

 

“チャコール&ライトグレーは鹿の子編み”で、

“ミディアムグレー&オフホワイトはワッフル編み”

 

という言い方で、おおよそ伝わるのではないかと思います。

(正式なのはおいおい調べていきます)

 

 

問題はその先で、↑の画像で示していますが、

裾・袖口のリブ部分にも3パターンの編み地が存在するのです。。

 

 

 

リブ長10センチの間で3回も切り替え、

メインでも4色それぞれが切替えてある、

これが本文中に現れる、『7回(!)』の記述の正体。

 

 

普段乱発することはまずない、エクスクラメーションマークを出させた興奮を、

皆さんにも共有頂ければと思います。

 

 

 

 

 

comm. arch.(コム・アーチ)“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット(モノ)

 

 

 

 

高品質で実用に即したオーストラリアン・メリノウールの効能については、

他専門サイトに譲るとして(メリノそのものについてはコチラをどうぞ)、

商品ページの補足を少々。

 

 

 

個人的に気に入っているのが、↑の画像でご覧頂ける背中側、

ショルダーでの切り替え部分。

 

基本スペックとしてはSaddle B.B.とほぼ同じでしょうが、

↑の切り替えのみをわずかに変更しているかと思います。

 

 

なんでこんなに気になるか考えていたところ、

こういうののショルダー部分が、自分がグッと来るポイント』

で共通しているからだろうと思います。

 

そこまで考えたスタイリングだったらすごいのですが、

たいていが偶然の産物によってなので、あまり勘ぐらないでください。。

 

 

 

 

 

comm. arch.(コム・アーチ)“Panel B.B. with Pocket” ポケットニット(モノ)

 

 

 

 

撮影の都合上、おおむねシャツの上から着ているニットの類いですが、

最近のクルーネックものの着用スタイルに合わせて、

ロンTの延長線上で捉えて頂いて良いと思います。

 

重ね着志向ではなく、一枚でさらっと被ってみるみたいな。

 

 

ここまで触れてこなかった“ポケット付き”というのが大きなポイントで、

トラディショナルなニットウェアとは違ったヴィジュアルは、

フレッシュなイメージにつながるはずです。

 

 

 

アウターのインナーに少しだけのぞいた時、

トップスを脱いだときに明らかになるそのギャップ、

そういった見た目的な面白さを楽しみつつ、

 

微に入り細にわたる、日本の職人ならではのこまやかさ

 

も、合わせてお楽しみになってみてください。

 

 

宜しくお願いします。

 

 

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