ARAN “FATIGUE-46 BS”

2023.07.19 / アイテム

ARAN(アラン)ファティーグ-46(アーミーグリーン)

ARAN “FATIGUE-46”

 

 

 

ARANの「ファティーグ-46」をご紹介します。

 

 

 

猛暑の折いかがお過ごしでしょうか?毎日こんなだと気も休まらないところ・・

 

と言ってもおかげさまで慌しく過ごしておりまして、予想外の入荷を片したり注文を処理したりと、

プチ ハードモードとでも申しましょうか?いわゆる買い付け的出張も始まりましたし。

前世はきっとマグロとかサメだったんだろうな。あるいはピラミッドの石を運び続けていたとか?

 

 

よく分からない例えはいつもの悪いクセとしつつ・・コチラの投稿が少しでも息抜きに

つながれば何よりです。

 

あと人生で初めて、クルマのリコール通知を受け取りました。

ブローバイホースなるもの、もうちょい耐えてくれ・・

 

 

 

 

 

ARAN(アラン)ファティーグ-46(アーミーグリーン)

 

 

 

 

月曜に途中まで作成したものが中断されていたので、本日改めて。アランさんのファティーグパンツ。

 

 

自分はおっかない先輩にファティーグの呼び名で強制?されましたが、ある人にとっては

《ベイカーパンツ》のほうが通りが良いかもしれません。好きなほうで良いと思いますが。

 

名作軍パンを復刻しているアランさんでも欠かせないロングセラー品番、

というよりトップセラーの地位なのはコチラだと聞き、遅ればせながら参戦を果たします。

 

とは言えド定番に安直に流されないのが、面倒くさい5minutesマナー?でもあります。

レギュラーより後発モデルを愛でる。王道より覇道。邪道だと大仁田なので、ここは覇道で。

 

 

 

 

 

ARAN(アラン)ファティーグ-46(アーミーグリーン)

 

 

 

 

ファティーグ-46は大まかに言うところの“テーパードシルエット”が持ち味になります。

 

 

レギュラーモデル、あるいは基になる米軍由来のベイカーパンツはズドンとした

ストレートなシルエットがデフォルトです。これは生地を直線的に裁断することでロスなく

&業者ごとでブレなく生産する意図もあってとか。(戦時下で資材不足もありましたし)

量産品だけに簡易なパターンでミスなくガンガン作る代物。

 

まぁそういう事情は置いといて、腰周りまで直線的なこともあり穿いたときに感じる

『骨盤周り小さいなぁ。ケツに余裕なし』を私的に思ってました。

サイズアップしたら足周りが太すぎる問題。501のデニムにも通じそうな長年の困り事だったかと。

 

その辺の懸念が届いたのか、コチラの46では腰~ケツを大きく&股上を深めに変更。

従来のベイカーパンツらしさを損わない程度にスタイルアップを図った、そんな見立てです。

 

 

ちなみにここまで“ヨンロク”と連呼してました。サンプルになったヴィンテージに記されていた

数字なのは間違いないそうですが、それ以上の詳細は分からないとのこと・・

 

まぁ声高にエヴィデンスは~と突っ込むのは野暮ってものです。ここではシリアスよりロマン。

1946年製のミリタリーヴィンテージに思いを馳せましょう。

 

 

 

 

 

ARAN(アラン)ファティーグ-46(アーミーグリーン)

 

 

 

 

ベイカーパンツと言えばの王道なら《Back Sateen》でありましょう。

こういうところは妙?な生地に流れず、バックサテン一択にさせていただきます。

 

 

先立ってフジトさんでの投稿内で述べてましたが、ベイカーパンツの復権もあり、

それと共に代表的な生地になる↑も再注目されるようになった今日この頃。

 

ミリタリー由来らしい武骨感ある見てくれ、でも足を通したらサテン織りのなめらかな肌触りは

経年変化していく様子とストレスフリーな着用感を同時進行で楽しめるのがメリット。

年中無休の通年モノとしてご愛用ください。

 

 

まったく関係ない私見ですが、バックサテンって『煮てよし焼いてよし、揚げてもよし』(?)

なんじゃないかと。最近はそんな風に眺めています。雑感・・

 

 

 

 

 

ARAN(アラン)ファティーグ-46(アーミーグリーン)

 

 

 

 

皆さん各自での『ベイカーパンツ評』があろうかと思います。男性陣であればさほど頭を悩ませず、

スマートな軍パン的なノリで組み合わせていただければと。

 

 

リアルなベイカーパンツにないメリットとしては、テーパードのシルエットやレングスの設定から、

過度に裾がたまらないスタイリングが出来る点が挙げられます。

ベルトする・しないも腰脇のサイドストラップ込みでいくらか調整可ですので、お役立てくださいませ。

 

 

 

 

ざっくりARANの「ファティーグ-46」をご紹介してきました。

 

 

好まれるスタイルに関わらず、強弱は別にして“ミリタリー・フレーバー”を取り入れるのは

今じゃ自然なことになっています。

手っ取り早くであれば軍パンに落ち着く反面、『チノパンじゃ物足りないしカーゴだとクドい』

なんてケースは各自心当たりがあるはずです。

 

ベイカーパンツが尊ばれているのは、双方の中間に位置しいているようなバランスの良さ

なんだと思います。その候補のひとつになるよう、改めてご覧くださいませ。

 

それでは宜しくお願いします。

 

 

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