comm. arch. “MILAN RIB SELVEDGE S/S”
comm. arch. “MILAN RIB SELVEDGE S/S”
comm. arch.の「ミラノリブ セルビッジTシャツ」をご紹介します。
いやー大変ですよコレは。何がって?
『隙間ゼロの隣地で行われている解体工事』のことなんですが。
ハリウッド映画並みの破壊シーンなんて冗談が通じない、エクストリームな日々が続きます。。
ビルの解体なんて遠巻きに眺めるものだと思ってましたが、隣で行われていると話は別。
まぁとにかく揺れること×2。電話の会話が聞き取れない大音量のインダストリアルノイズまで
付いてくる、タダでもいらないバリューセットがしばらく続けられるようです。マジしんどい・・
住居じゃないだけまだ良いか~と覚悟を決め、地震酔いに馴れていくとします。
そのような状況ですので「テレワーク」と称して日中不在にする、あるいは
耳栓をしたままなため来店に気付かない・電話に出れないことが予想されそうな。
席を外す際は張り紙でもしときますので、お察しいただけると助かります。
前フリに時間が掛かったので、巻きで進めていきます。コムアーチの「ミラノリブ セルビッジTee」。
トラウザーズの投稿時に反響を呼んでいる・評判になっているあれこれに触れていました。
ニットウェアでのボトムスが定着してきた、そのような話だったかと。
定着ついでに言うとコチラもそういう話になります。今回はアイテムではなく生地です。
“ミラノリブ”、ブランド側でも数年前から推しています。(確か)
ミラノ発のリブ編みということで様々なところで見かけるようになりましたが、
伸びにくい&凸凹のない上品なタッチの特徴から、それまではジャケットがメインで使われてました。
なんですが昨今のビッグシルエットブームを受けて使われる先が一転。
『きれいに見えるカットソー』の提案に落ち着くことになります。そして今春ブレイクっと。
ゆったりとしたシルエットのアイテムも、生地の張りやコシがある分だらしなく見えない。
おまけに光沢も出やすいので、ツヤがあって品良く見える。
その辺りに評判の秘訣が隠されているように思います。
で巷に出回っているミラノリブと違うモノを提案できるのが、コムアーチさんたる所以でしょう。
『ギザコットンで編み立てた“セルビッジ”付きの生地』
フックが効いたセールスポイントとして外せません。
皆さんにおかれましても、耳付きデニムのほうが価値アリな方は多いでしょうし、
我々からしてもほつれ防止のセルビッジが施されていれば、
いい仕事してますよねの基準にしてしまう拠り所。ココは見逃せないはず。
袖口・裾先のわずかな部分ですが、あるとないとじゃ機能的にもデザイン的にも
左右されそうなアイデアだけに、見るべきポイントでお納めください。
自分の中ではオーダーのシャツでさんざんお世話になったギザ綿にも
親近感を覚えますが、話が長くなりそうなので割愛。
昔特集ページを作ったはずだったのですが・・探しときます。
ちなみにギザコットンの“45”が使われています。
今思い返すとレディースのほうに惹かれて→メンズも行っとくかだったかも知れません。
平置きでの撮影ですと何とも味気ないものですが、着ていただくことで様子が一変。
えーやんコレが飛び交う和気藹々としたフォトセッションになりました。
これ見よがしなドロップショルダー?でない辺り、私は気に入っています。
前評判の高さも手伝い、好意的にご覧いただけているように思う
「ミラノリブ セルビッジTシャツ」、いかがでしたでしょうか。
丸首のニットTシャツといった手前、複雑なことはせず素直に着ていただきたい反面、
袖口を折り返したりするとこなれた感じが現れ、板につく見え方になるような。
敷居の高かったミラノリブがTシャツで楽しめることに、良いなと思う自分がいます。
この生地に馴染みのない方にはエントリーモデルとしても最適です。
コムアーチの自信作、ぜひお試しいただければと思います。
それではご覧ください。宜しくお願いします。