KHONOROGICA “PREMIUM COTTON BASIC SHIRT”

2016.05.21 / アイテム

KHONOROGICA(コノロジカ) プレミアムコットン ベーシックシャツ(ブラックストライプ)

KHONOROGICA “PREMIUM COTTON BASIC SHIRT”

 

 

 

<プロローグ>

 

 

「生地、パターン、縫製、加工、全てにおいて日本の最高峰の技術を集結した

Made in JAPANのメンズウェア」

 

をコンセプトに掲げ、2012年からスタートしたキクスドキュメント。

 

 

人間工学を取り入れた立体パターンと、素材から縫製・加工まで

All Made in Japanにこだわったもの作り

 

で生み出されるアイテムが反響を呼び、

2016年、期待の若手ブランド”に選出されるなど、国内外で注目を集めている。

 

 

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濃厚な投稿が続き、特集ページも作ってご満悦、あとは皆さんにご覧頂いてで

数ヶ月経っていましたが、よくよく見てみると別途取り上げた形跡なし・・

 

華麗なるノータッチエース、なぜ見送っていた。。と、

 

反省しながらキーボードを叩き出した夜分、

皆さんくつろいでお過ごしでしょうか?

 

 

 

冒頭、コピペでスタートしたとなると、長くなることが予想される

本日のブログ。

 

 

とはいうものの、くどくど似たような内容をお送りする気分・体力・根気は

持ち合わせておりません。

 

テキパキと短縮ヴァージョンで進めますので、以下お付き合いください。

 

 

 

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<KHONOROGICA/コノロジカ>

 

シャツブランドとしてスタートしたKICS DOCUMENT.より進化したブランド。

 

 

K・・・KICS DOCUMENT. の頭文字

 

HONOR・・・「名誉・光栄・敬意」などの意

All Made in Japan に拘った堅実な物作りや、

日本の職人技に名誉が与えられ、敬意が表されるような

世の中になることに希望を抱いて

 

LOGICAL・・・「論理にかなった・論理的な・道理にかなった」などの意

論理的で構築的なパターンや素材開発を行う

KICS DOCUMENT.の物作り精神を表した言葉。

 

 

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ブランド名の成り立ちは、↑の通りです。

 

基本的にはキクスと横並び・同列の別ブランドな扱いですが、

立ち位置としてキクスのハイエンド、プレミアムラインと見て頂いて、

さほど問題はないかと思います。

 

 

当店ではファーストシーズンということもあり、1型のみのご用意ですが、

今後の動向次第で幅広く扱う余地ありと、個人的には考えています。

 

 

 

 

 

KHONOROGICA(コノロジカ) プレミアムコットン ベーシックシャツ(ブラックストライプ)

 

 

 

 

キクス ドキュメントのアイコン=ベーシックシャツと、同型・素材違い、

そしてディテール違いになりますので、異なる部分を以下つらつらと。

 

 

 

まず挙げられるのが↑のエンブロイダリー、前・横の刺繍。

ここではKICS DOCUMENT.のイニシャル“KD”が縫い付けられています。

 

オーダーメイドのシャツでは時々見られる作法でして、

依頼主を特定する刺繍を↑あたりに施す、クラシックマナーなものです。

 

 

刺繍をする位置は諸説あるんですが、

『シャツを入れたときに隠れる=表側に見えない』

というのが、個人的には好みというか正しい気が。

 

これみよがしに見えるのだと、なんだか自己主張が強すぎて

お金持ち・重役・代表取締役刑事っぽく感じるもので。

 

 

↑3つ目が??な方は多そうですので、興味あればぜひググりを。

自分の中では「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」と双璧を成す名ドラマですが。。

 

 

 

 

 

KHONOROGICA(コノロジカ) プレミアムコットン ベーシックシャツ(ブラックストライプ)

 

 

 

 

特集内でもカフスの項目を設けていますが、

KHONOROGICAではもう一段階上の縫製にアップデート。

 

それが↑に見られる、タック(プリーツ)じゃなくて“ギャザー仕上げ”、5本寄せ。

 

 

 

既製服では当たり前のタックでない分、レア度の高めなディテールであること、

ハンドメイドのシャツに通じる縫製のこまかさ、ぶわっと広がりが

生まれることによる優美さ・エレガントなヴィジュアルにつながるとあり、

お持ちのシャツとぜひ比べて頂きたいポイントだと思います。

 

 

純ハンドメイドだと、『いせ込み』で不揃いなギャザーになるので、

ノリ としては“セミハンドメイド”と見てよい部分です。

 

 

 

 

 

KHONOROGICA(コノロジカ) プレミアムコットン ベーシックシャツ(ブラックストライプ)

 

 

 

 

『襟元の第一ボタン、シルクのくるみボタンですよね?』

『うん、見て分かりやすいところは取り上げないよ』

 

こういうひねくれた姿勢が、はからずも友達の少なさを表します。。

 

 

 

気を取り直し、私的に評価しているのが↑の『柄合わせ』。

ストライプのシャツではデフォルト的な見極めポイント。

 

 

ただKHONOROGICA=キクス ドキュメントのシャツは、セットイン(後付け)の

袖付けが基本です。なのでズレてくるのは仕方なし、当然の帰結かと。

 

そうは言ってもこういう面倒な縫製を請け負いつつ、

なるべく柄を合わせよう合わせような心意気が、

個人的にはグッと来てしまう泣き笑いポイント?なのは変わりません。

 

 

 

 

 

KHONOROGICA(コノロジカ) プレミアムコットン ベーシックシャツ(ブラックストライプ)

 

 

 

 

結局のところ、長々とお送りすることになったKHONOROGICAの投稿、

ようやく終焉に向かうことになります。

 

 

 

 

ここまで来ておき

『いけね、生地のことに触れてねぇ・・』

と気付きましたが、今後も継続して販売する定番モデルなため、

機会を改めてお伝えする予定です。

 

いつになるかは分かりませんが。。

 

 

当初はタックアウトで着ることが多かった反動で、

気付くとタックインしていることも増えてきたように思います。

 

新しい面を持ったシャツとして、こちらもご覧になってみてください。

 

 

宜しくお願いします。

 

 

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