Yarmo “Breton Cap”
Yarmoの「ブルトンキャップ」をご紹介します。
「ブッチャーストライプシリーズ」としては第4弾、
個別アイテム紹介としては第3弾ということで、本日はキャップを取り上げます。
と簡単にコピペにて書き出しましたが、前回の投稿から早1ヶ月。。
失念どころではない話でして、たいへん恐縮です。
私としては世間に浸透させるべく、タイミングを計ってのつもりでしたが、
いい訳めいたことは止めときましょう。
とっととご紹介して、爽快な夏を迎えて頂く。
ペースさらに遅っ!と自戒しつつ、本日も進めていきます。
出典:民明書房 “ガーメント大全”より
「Breton Cap」と書いて「ブルトンキャップ」と読むコチラ。
商品ページでのテキストでも触れていますが、
フランス・ブルターニュ地域発祥の、古くから伝わる作業向けの帽子、
ユーロワークウェア界隈でも、メジャーなデザインのものです。
「ワークキャップ」と雑な括りをされがちなアイテムを、
一段上のアイコンに押し上げたのが、偉人達が愛用していた事実。
↑でご覧頂ける限り、リンゴがかぶっているタイプのほうが、
デザイン的にほぼズバリかと思われますが、船員向けでのモノだけに、
裏地や芯も入ったカッチリとしたスタイル。
ヤーモのブルトンは農・工員向けの軽い質感にアレンジしています。
まったくの余談ですが、世界のクロサワ監督がかぶっているのも
広義のブルトン=マリンキャップで、ロシアで手に入れたというのは
有名な話。
“「デルス・ウザーラ」のロケハンの時に見つけたロシア軍のキャップ”
と何かで見た気がするのですが、ソースが判然としないので、
こちらは話半分で聞いといてください。。
リアルな作業員姿になりますが、以下失礼します。。
ブルトンキャップも様々アレンジされて、世に多く見かけますが、
基本形となるのが
『小さめのツバ・腰での切り替え・円筒型のクラウン・制帽のためのアゴひも』
あたりです。
ヤーモのブルトンに関しても、そこに則っていますが、
アゴひもは“飾り”としての側面が強いので、使うにはちと辛いかと。
伝統的なものを受けてのデザインの限り、そういうことでお願いします。
背中側でベルクロが付いてますので、男女問わずかぶって頂けるはずですが、
製品にオーバーダイで加工していますので、
最初はいささか小ぶりな着用感になるはずです。
頭囲の目安は56~59cm程度になりますので、
そのあたりはご容赦ください。
作業員的な佇まいがどうも気になっていたので、
後日追加で撮影しなおした画も含めて。
ブッチャーストライプシリーズ全編を通してお伝えしている、
『“ストライプ”力をワンアイテムで取り入れてみる』
のが、取っ掛かりとしてはまずは良さそうです。
左サイドの全身フランス攻めは、心底落ち着きを覚える、
自己満足指数の高い心地良いテイク(?)。
キャップがイケれば次はエプロン、その次ジャケットで最終のボトムスまで・・
志の高い方の登場を願って止みません。
~ 5minutes Style ~ 「Yarmo “Butcher Stripe’s Item”」
こういう性格のアイテムですので、再三再四のボーダーノリから来る
マリンスタイル推し以外に、カフェやビストロでの制服代わりというのも
イメージしやすそうです。
勝手な希望としては、クラフト系イベントで出張ドリップコーヒーなどを
出されている方々がこんなの着てたら・・・並ぶよ俺。。
ピンポイント過ぎる願望に共感頂ける方がいらっしゃれば幸いです。
アイテム的なハードルが低めなことと、
ブッチャー面積?が他より控えめなところは、
手に取って頂きやすいように思う、ヤーモのブルトンキャップ。
ブリティッシュ、ひいてはユーロワークウェアの魅力に
ぜひ触れてみてください。
宜しくお願いします。