knitchy “wholegarment brioche rib pullover”

2014.10.20 / アイテム

knitchy(ニッチー)ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー(トリコロール)

knitchy “wholegarment brioche rib pullover”

 

 

 

knitchyの「ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー」をご紹介します。

 

 

 

本来の流れからしますと、

「このブログで紹介→幾日か経過→コーディネイトページが変わっている」

なはずですが、昨日フライング。

 

トップのページが差し換わっているのを、

既にご覧頂いているのではと思います。

 

 

数日前であれば、ニットものも先物感が強かったものの、

雨模様でグッと寒さを覚える今日であれば、現実的なところでしょう。

 

ようやく気候が自分に追い着いた(?)。

 

 

というわけでフォーカスを当てていきます。

 

 

 

 

 

knitchy(ニッチー)ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー(トリコロール)

 

 

 

 

knitchyのホームページの方でも、今季のコレクションのトップバッターを飾っている、

こちらのニットウェア。

 

 

たまたまこれだったと言ってしまうと、身も蓋もない話ですが、

初見の展示会の時、数ある中から真っ先に手に取った記憶がありますので、

分かりやすい・心惹かれるものがあったのだと思います。

 

 

 

ブリオッシュ”と言われれば、私もこれまでは

『フランスのパン?あれ旨いよね』

でしか知らなかった単語。

編み物の世界にもあるのを、初めて知りました。

 

 

言葉のイメージと↑の様子が違う気がしましたが、

「“フィッシャーマンステッチ”とも呼ばれる」

との記述がありましたので、この言葉で理解が深まるはずです。

 

 

 

 

 

knitchy(ニッチー)ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー(トリコロール)

 

 

 

 

いわゆる『畦(あぜ)編み』(←これが該当)よりデコボコが少なく、

細い糸を使って編み立てている、こちらのニットウェア。

 

冬に欠かせないブリティッシュウール、今回はシェットランドウールと、

デニムに使われるコットン(空紡糸)とをミックスしています。

 

 

 

ニットウェアでの軽くて暖かいというのは、前提として喜ばしきことですが、

雑な編み立てだとすぐに伸びたり、

肌触りの悪さに遭遇することもあります。

 

適度に重みも感じさせつつ柔らかさもあり、ヴィジュアルからも

いかにも暖かそうな雰囲気を醸し出してくれる。

 

 

自分が気に入っているのは、

 

『ストレスを感じさせない表面のタッチと、

安心感を与えてくれる適度な重み』

 

そんなところにあるように思っています。

 

 

 

 

 

knitchy(ニッチー)ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー(トリコロール)

 

 

 

 

今季の当店のニットウェアですと、“ホールガーメント”がデフォルトというくらい、

かなりのアイテムで用いられている製法。

オープン当初から、意識的にご用意していた形跡もありました。

 

 

こういうローからミドルゲージでも、仕上がりが均一でフラットになるだけに、

結果着心地の良さを実感できる、歓迎すべき編み立て方です。

 

 

 

自分のパーソナルカラー?としてもお馴染みな、

トリコロールのリブ編みニットと思いきや、後から知ることになった↑の画像。

 

エルボーパッチのように、ヒジ部分を丸く編み目を切り替えています。

 

 

実用的な側面より、デザインの比重が高いところでしょうが、

ひと手間加えることで工程が複雑になることを考えると、

賞賛すべき見逃せないポイントだと思います。

 

『ココちょっと違うんだよー』

といった、会話のタネにも最適なディテール。

 

 

 

 

 

knitchy(ニッチー)ホールガーメント ブリオッシュリブ プルオーバー(トリコロール)

 

 

 

 

スタイリングのページで、このアイテムの効能的な事に触れています。

 

 

個人的な見立てからすると、

『レッド=差し色・ネイビー&ホワイト=色を拾えるもの』

というのも、組み合わせる際には何かと助かる気がする、

そんなアイテム。

 

普段使ったことのない言葉だと、『完璧なマリアージュ』(?)。

 

そのように思います。

 

 

 

 

野暮ったさや男くささが、フィッシャーマンセーターの

真の魅力である反面、体格つきやファッションの嗜好から、

そいつはトゥーマッチという方もいらっしゃるのが、

この手のジャンルだと思います。

 

 

古くて変わらないものの良さを残しつつ、着心地やデザインの面で

新鮮さを感じて頂けるのが、knitchyのアイテム全般に言えるはずです。

 

未見の方は、ぜひその魅力に触れてみてください。

 

 

宜しくお願いします。

 

 

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