Guernsey Sweater “by LE TRICOT DE LA MER”
Guernsey Sweater “by LE TRICOT DE LA MER”
LE TRICOT DE LA MERの「ガンジーセーター」をご紹介します。
以前ですが、速報扱いで入荷だけはお伝えしていたこちら。
さすがにその時節はまだ早いだろー?な頃合いでしたが、
ここ数日の冷え込みで、厚手のニットアイテムにも
グッと現実味を覚えたのではないでしょうか?
ウェルカムローゲージです。
寒がりな自分としては、2週間前から既に着てしまっていましたが、
防寒面に関してはすこぶる調子が良く、日々快調に過ごしています。
Item Feature “Guernsey’s Story ~ Between England and France ~”
アイテム的なことに関しましては、ご覧頂いている方も多くいらっしゃる、
↑の特集に代えさせて頂ければと思います。
前後の区別なし・伸縮の効いた編み目・機能性を考慮したゆとりのあるシルエット
・そしてプリミティブな素材...etc
といった特徴があろうかと思う、ガンジーセーター。
『着られる重要文化財』(?)と、自分自身勝手に解釈していますが、
そんなことを頭の片隅に留めながら、改めて特集ページをご覧になってみて下さい。
(そういえば以前、近隣市民の方に向けてこんな記事を書いてましたね。)
で本題に入りますと、ガンジーセーターを製作しているファクトリー、
いくつか存在するわけですが、今回ご用意したLE TRICOT DE LA MER、
非常に好感をもって見ています。
『イングランド製なのに、フランス語のブランド名だから』といった、
安直な理由は置いときつつ、数あるブランドの中でもかなりストイックというか、
実直な感じを受けています。
曰く“職人気質”のあるものだと。
もともとですが、量産品のハウスラインと異なる位置付けからスタートした出自なため、
ラインナップ自体もこのモデルのみでの展開です。
無地とボーダーが数色程度だったような。
その分、生地(糸)そのものや編み上げ方への力の入れ方が丁寧で、
ニットそのもののクオリティ・グレードがかなり高いように見受けられます。
(おそらく脱脂の割合が違うはず)
カーディガンとか編み地の切換えなど、デザイン的な変化や色気を加えない、
混じりっ気なしの純粋さみたいなものが、個人的な評価として、
“文化財”たらしめているのではと思っています。
自分の中では昔から、さほど着こなし方は変わっていませんが、
商品ページでご覧頂ける様なデフォルト(?)の白シャツ、
少し彩りを加える意味で↑のようなストールを巻くことがほとんどです。
あまり凝ったことはしていません。
それとここ数年の気分としてですが、ざっくりとオーバーサイズで着ています。
そういう不変・不朽のものだからしまして、性別や体型、年代や着こなし方まで
超越したような雰囲気を与えるのが、ガンジーセーターの持つ魅力だと思います。
いつぞやのブログでも書いていましたが、“一家に一枚”的な洋服というのも、
世の中にはそう多くないはずです。
その候補になり得るひとつに、ガンジーセーターを挙げたいと思います。