Hervier Productions S.A. “French Military Shoulder”
Hervier Productions S.A. “French Military Shoulder”
Hervier Productions S.A.×ARTS&CRAFTSの
「フレンチミリタリー ショルダー」をご紹介します。
昨年初めてご用意させて頂いたエルヴィエ・プロダクションズ。
ファーストシーズンということで様子見なところもありましたが、想像以上の反響を頂き、
皆さんのお役に立てたようで何よりでした。
ということで2年目に突入することになるわけですが、
前回までのバッグとはガラリと変わる、なかなか意欲的なラインナップにアップデート。
入荷以来興味深く眺めています。
今季も2型でのご用意ということで、第一弾・二弾に分けてお送りしていきます。
もう一方は女性陣の使用例がないとお話にならなさそうなので・・
前編・後編で長大になり過ぎないよう、さっさと進めていくことにします。
Blog 「New Brand “Hervier Productions S.A.”」
まずはお約束。『エルヴィエ・プロダクションズって何?』からをコピペ。
コレクションを展開しているブランドということで、元来はアパレル全般が作られてますが、
5minutesでは雑貨・バッグにフォーカスを絞ることに。
ということでカバンで見知った方も多いかもしれません。
そこでキーワードになってくるのが
「ARTS&CRAFTS(アーツアンドクラフツ)」さんと「モールスキン」。
エルヴィエをがっちり補完するジャパンブランドとの、最強のタッグ×コラボ。
該当ブログでは現在生産されてないアイテムが並んでますが(・・)、
その辺は華麗にスルーして頂きながらご覧ください。
該当ページのテキストでもお伝えしていますが、
“1940年代頃のフランス軍ショルダーバッグ”をベースにしたコチラ。
ミリタリーバッグがモチーフですので、どこで作ってもブレないよう、
デザインや縫製も簡素・付属のパーツも転用といった、
大量生産系ミリモノならではのあるある?が小気味よいプロダクツ。
ただそれがモールスキンになることでフレンチワークの色彩を帯び始めるのが、
エルヴィエの真骨頂ではないかと。
以下ディテール面をちょっとだけ見ていきましょう。
ボディ~フラップまでの一体型・ヘリンボーンテープを一周させたストラップ、
あとはフラップの三角叩き縫い(格闘技の技っぽい)などが、
アイキャッチにつながるディテールなのは間違いありません。
しかし私が感銘を受けたポイントはそこにあらず。
↑の“内ポケット”になります。
ライニングのパッチポケットなど、『真四角』な生地を縫い付けてハイ終了が相場。
それをあえて↑の角切りポケットにすることでフラップの三角と揃えるという、
ジャパンメイドならではの気配り・丁寧さ・芸の細かさ、
裏返してみていたく感心した記憶があります。
機能的にどうこうはおそらくないので、デザイン面を優先させたところだと思いますが、
へぇ~と感心させられるポイントとしてお納めください。
ミリタリー業界だと「ブレッドバッグ」で呼ばれている、この手のショルダーモデル。
爆量を収納するわけでなく、身の回りの必需品を入れて運ぶ、
小回りの効くサイズのバッグとして親しまれています。
そんなブレッドバッグをイメージソースに、新しくリリースされたエルヴィエのラインナップ。
ジャケットやコートが必要じゃなくなる時期はまだ先ですが、
ケツポケに収まりきらないスマホ・財布・ペットボトル(タンブラー?)など、
ないと困るのがこの手の小収納系バッグ。夏には欠かせないマストなアイテム。
今回もフレンチモールスキンのネイビーorブラックということで、
比較的取り入れやすい色合いでご用意しています。
来たる行楽シーズンに向けた旅のお供に、普段使いのサブバッグにもアリでしょう。
メインとして充分箔のつくのも請け合い。
それぞれ思い思いに使ってみてください。
宜しくお願いします。