James Mortimerアップ。
James Mortimer “Random Dot” “Tropical Blue” “Dark Indigo”
James Mortimerの新作をアップしています。
既に入荷のほうはあちらこちらでお伝えしていますので、
ご覧になられている方も多いかと思います。
今回は傾向的に、異国情緒あふれる
”トロピカル”がキーワードになっているようでして、南国の空の下に映えそうな、
色とりどりの鮮やかなカラーリングや柄が多くありました。
そんな中から、自分だったら着そうということで
セレクトさせて頂いたラインナップになっています。
3つ並べてみると、「っぽいよね」感がはっきりする気が...
確かなのは、以前自分のクローゼットにあった色・柄だったりします。
簡単にそれぞれ取り上げていきましょう。
『TESTA』というのは、1919年創業のイタリアの老舗生地メーカーでして、
その昔SH〇PSにいた時には、かなりお世話になっていたインポート反です。
自分が記憶しているのは、イタリアらしい抜群な配色の
“ストライプ”柄のイメージだったのですが、
最近ではドレスシャツっぽくない花柄なんかの展開もしているようでして、
時代の移り変わりを感じています。
そんなノスタルジックな思い出はさておき、
さすがに花柄はないなということで、迷わず選んでいたのが↑のドット。
軽快なドット柄はもちろんですが、個人的にはエジプト綿特有の光沢感や、
繊維のきめ細かさから来るひんやりツルっとする肌触りのなめらかさに、
「コレだよ~これ」
と独りごちた次第です。
ドレス畑出身者の心をくすぐる、“ランダム”な配列というのも、
強くお勧めさせて頂きたいポイントでもあります。
(よくよく見ても分からないくらいなんですけどね...)
ちなみに、初の試みとしましてレディースサイズの展開をさせて頂きました。
襟型がショートカラーのレギュラーで、胸ポケットなしの仕様。
34サイズにてご用意しています。
毎年ご高評頂いていますアイリッシュリネンに関しまして、濃淡2色にてご用意。
今回最も労力を使わせてもらった『トロピカルブルー』です。
トロピカルという冠詞が付くと、はて何のことやら?なところですが、
一般的なドレスシャツの範疇にはないような、
抜群の存在感があるように思います。
ペパーミントグリーンの要素を含めつつ、ぎりぎりブルーの枠内に
収まっているといったような(?)。
あえて言うなら、“ミントブルー”というところでしょうか。
行った事はありませんが、
ティレニア海に浮かぶカプリ島でぜひ着て頂きたいイメージです。
素晴らしい発色だと思います。
袖を通してみて、思いのほか男前(?)な感じを受けたのが、
↑の『ダークインディゴ』です。
一見すると、これブラック?と思われるくらい、濃色のように見えますが、
陽射しの下に出て頂くと顔を現してくるネイビーの色合い。
フォーマルの世界ですと、基本ブラックというのがセオリーですが、
唯一それに代わるのを許されているのが
“ミッドナイトブルー”です。
今回のダークインディゴに関しては、そんな気品の高さを感じさせてくれます。
タキシードだとさすがに敷居が高いですが、シャツ、
それも洗いざらしが似合うリネンのシャツでしたら、
すんなりと取り入れやすいのではないでしょうか。
毎回、自信を持ってご用意しているJames Mortimerのシャツですが、
ひいき目にみましても、バランスが取れたラインナップになったと
勝手に思っています。
柄で攻めるのも良し、素材で楽しむも良し、色合いで遊ぶのも良しと、
良し良し尽くし(?)の感がある3アイテムです。
コーディネイトは追って掲載していきますが、
袖をまくって第2ボタンまで開けてラフに着て頂く様子が、
もしかしたら一番伝わりやすいのかも知れません。
ぜひその「上質なシャツ」の良さを、存分に味わって頂ければと思います。
宜しくお願いします。