FUJITO “Boston Bag”
FUJITOの「ボストンバッグ」をご紹介します。
前回のブログで、既に入荷のご連絡は差し上げていたこちら。
私が得意とする、『後日改めてお送りしまーす』といって回収しないまま、
幾日か経過。
その間、EURO LEVI’Sの大量入荷によるベリービジー、
出張シーズンの到来によるビットビジー等々で、
やや忘却しかけておりました。。
そうこうするうちに、こちらのアイテムの評判の良さをご存知の方からの
引き合いが続き、気付いたらボストンおひとつ残すのみ。
早急なご案内の決意を固めた次第です。
商品ページのほうで、いくらか細かく述べていますので、補足事項を何点か。
デザインソースになっている、イギリス軍の“遠征用バッグ”について。
現行でもミリタリーのボストンバッグですと、
フランス・ドイツ・イタリア軍等で見かけますが、そちらと違ってくるのは、
上に付いているジッパー周辺にあろうかと。
最近のはジッパーを覆うようにフラップが付くんですが、
↑こちらはむき出しの状態です。
元々、一兵卒向けのバッグではなく、将校を始めとする上官たちが、
(国内を)鉄道で移動する際に使っていたという、
かなり限定的な用途向けでした。
要はガサツに扱う頻度が少ないので、ジッパーが故障する恐れがない。
なら保護する布は必要ないでしょう、ということのようです。
実際は戦時下での資材不足の影響で、
簡素にせざるを得ない事情もあったようではありますが。。
???な方もそろそろいらっしゃるかと思いますので、
この辺りまでにしときます。
以上、5minutes軍の方向けのアナウンスでした。
デザイン的な側面は、↑このディテールにも集約されています。
“スケートボード”を差し入れられる、底面のダブルストラップ仕様。
昨年、別注によるスケートボードをリリースしていたくらい、
スケボーに造詣が深い藤戸さんならではのディテールだと思います。
ただ、特にその用途だけに限定されたものではありませんので、
使い方はご自身次第。
折り畳みの傘や上着の類いを差し入れて、
なんてのも良さそうです。
特に使わなくても、荷物の重みで底面がたわむことで
ストラップも同じようにたわみますので、
使用に際して邪魔にならないことは確認済みです。
自分としては、『12inchLP盤のサイズ感』というのみで、
触手が伸びてしまいましたが、話が無限ループに陥るので、
その話題は割愛。
2年ほど前からリリースされています、バッグのラインナップ。
今シーズン初めて登場したのが、今回のグリーンです。
底面の爽快なグリーンと、色目を合わせたステッチとのコンビネーションは、
生成りの帆布ともすこぶる相性が良いものです。
このあたりのカラーリングも、性別問わない評判の良さに
つながっている気がしています。
ここまでお送りしてきたFUJITOのボストンバッグ、
いかがでしたでしょうか?
ボストンというと、『宿泊を伴う外出用バッグ』的なイメージがあろうかと思います。
1泊2日ぐらいにおすすめです、といったような。
もちろんそういう使い方も大歓迎ですが、個人的には少量の荷物であっても、
普段使い=デイリーユースなご利用をやんわりとおすすめします。
生成りの帆布素材なだけに、少しづつ春めいていく頃から、
本格的にデビューさせてみたくなるアイテムだと思います。
その候補としてのバッグに、FUJITOのボストンを入れてみて下さい。
宜しくお願いします。