生産地
中田さんを通り越し「ノーカントリー」の、
ハビエル・バルデム並みのボブに近づきつつある小野です。
ハビエル・バルデムつながりで言うと、
先日のジュリアン・シュナーベルの「夜になるまえに」などで
名演を見せるスペイン出身の俳優。
この映画、ジュニー・デップのイッちゃってる女装も
見られたりしますが、内容的には抑圧の中、
居場所を求めて彷徨う詩人の物語というもの。
未見の方はぜひ。
今日の本題は、生産地について
(そう言えばギョーザの件、どうなったんでしょう?)。
これ僕のこだわりだけの話ですけど、うちで仕入れている商品は
基本的にはヨーロッパメイド、
プラス日本国内の生産ってことになってます。
この基本的ってのがなかなか難しくて、当然USAメイドのものや
アジアで生産(中国やタイなど)されている商品があるのも
事実です。
この線引きしてしまうことに結構葛藤があるんですよね。
ホントであれば「まず商品ありき」のはずなので
生産国とか関係なしに仕入をするべきなんでしょうが、
それが出来ないんですよね。
まず品質表示のタグ見ちゃうもん。
「おぉ、どこ製!!レアだね~」とか
「あれ、どこどこ製なの!?ん~??」
僕の視点が
「インポート(=ヨーロッパで作られているもの)が良い」
っていう土壌で培われたこともあって、
ある意味偏った視点になっているのは感じますね。
よく言えばこだわりだし、悪く言えば潔癖症というか...
ただ本国以外で作らざるを得ない事情もあるわけですから、
非難や否定をせず理解だけはしたいなとは思ってます。
目指すは「柔軟な頑固者(?)」。
道のりは険しそうですが...