New Brand “Hervier Productions S.A.”
New Brand “Hervier Productions S.A.”
新しいブランド、「Hervier Productions S.A.(エルヴィエ・プロダクションズ)」
のバッグをご紹介します。
今季は意識的に新しどころをご用意しています5minutes。
その流れで届いたのが↑のブランドということでして、
店頭にも新鮮な風が吹いた、そのように感じています。
Hervier Productions S.A.に関しては、“リアル・モールスキン”が
アイコンになるので、本来でしたらカバーオール他のウェア関係から
いっとくところでしょうが、あえてのバッグでオーダーしてしまうあたり、
この店ならではといったところでしょう。
それでは深遠な“フレンチ・ワーク”な世界、以下探っていきます。
フレンチ・ワークなどと言っても、こちらのHervier Productions S.A.、
(以下エルヴィエって略していいっすか?)
当店でもおなじみなあのブランドと似通ったふうに思われるかもしれません。
さにあらず。
ここんちはれっきとしたアパレルファクトリーということで、
長らくOEMをメインに活動していました。相手先は名立たるブランドばかり。
手が良い(腕の立つ)ファクトリーとして、フランスでも屈指の位置付けだとか。
満を持してオリジナルレーベルを進めようとなったとき、
売りになるポイントとして取り組んだのが、“昔ながらのモールスキンの復刻”。
唯一残っていた機屋さんに掛け合い、当時のものを忠実に再現。
↑でご覧頂く限りでも、異常にアタリの出る古式ゆかしきファブリックが、
再び日の目を見ることになります。
ウェア関係は得意としつつ、バッグも作っちゃいます?となると
そうそう簡単にはいかないもの。
やはり餅は餅屋というのがベターでしょう。
そこで白羽の矢が立ったのが、バッグ&雑貨他の展開で隆盛著しい
ジャパンブランドの「ARTS&CRAFTS(アーツアンドクラフツ)」さん。
フランスメイドのリアルモールスキンを活かす、デザインや縫製・加工を
発揮した、エルヴィエにふさわしいジャパンメイドのバッグが完成と、
そういった経緯になります。
2WAYとあるように、ショルダー&ハンディで使えるトートバッグ。
この手の素材先行型ですと、バッグのフォルムやデザインまで
ガチなヴィンテージを再現してしまいそうですが、
その辺のさじ加減はさすがアーツさんといった出来映え。
日常生活のリアリティに則った仕様も盛り込んで、
普段使いしやすいバッグにアレンジしています。
スマホ向けでのサイドポケットに、
防犯の心情にも配慮した開口部のストラップ、
インナーにも6つの間仕切り付きで、こまごましたモノを入れつつ、
たっぷりな収納量も確保といった具合です。
通学・通勤はもちろんですが、一般的なトートに比べれば
だいぶ容量は見込めるので、帰省とか旅行といったレジャーまで
カバー出来るのは、季節柄に関わらずうれしいポイントになるはずです。
ディテール面は、商品ページのほうで網羅できている気がしますので、
一点だけ補足。
2WAYの表記にあるように、基本は肩掛け・手持ちで使いつつ、
『斜め掛け』で使うのも、視野に入ってくると思います。
私などは積極的にこれで臨むでしょうね(どこへ?)。
春夏秋の軽装シーズンは特に問題ないはずですが、アウターを着る冬になると
いささかつらさが出そうですので、その辺は臨機応変願います。
加えてショルダーストラップの長さの関係もあり、
大柄・恰幅の良い方の斜め掛けはチトつらいかも?
な懸念があります。
ビッグ・ファットに心当たりのある方は、本来の2WAYにて。
後日リサーチ結果を報告する予定です。
当店でのファーストラインナップになった、「Hervier Productions S.A.」。
他アイテムとの兼ね合いもあり、まずはバッグからのスタートになりますが、
某ブランドのモールスキンと全く趣を異にしますので、
野郎の方々はその辺もチェックしてみて下さい。
我々のカバーオールも、なるたけこのようにしたいものですが。
ロングセラーモデル・色として定着している2WAYトート、
男性はもとより女性の方にもおすすめしたいアイテムです。
レディースのほうでも、『大きめなメンズシャツを着る』的スタイリングを
よく見かけますので、その文脈で選ぶのもアリでしょう。
ただ女性陣にとってはどうやら“巾着バッグ”のほうが目を引くらしく、
ここ数日の反響具合に、早くおっさんの着用画像を改めねば・・
と焦りを感じています。
何はともあれ新着ブランドになるエルヴィエ。
アーツファンにも訴える魅力がありますので、双方にご興味ある方は
じっくりとご覧になってみてください。
宜しくお願いします。