FUJITO “1Tuck Easy Pants”
FUJITOの「1タック イージーパンツ」をご紹介します。
入荷自体は先月の中旬だったようですが、カタログ・Web他
少しづつ露出も増えていることで、ご覧頂く方が増えつつあるようです。
店頭でも手に取る方がチラホラ。
放置しておくのもここまでだろうと観念し、
ようやく重い腰をあげることにする本日のブログ。
一応これでも計画的に生きているので、
ご紹介の順番が回ってきただけのことなんですが。。
ボヤキはこの辺までとしまして、以下見ていきましょう。
こちらの1タックイージーパンツ、当店でも2シーズン目を迎えたとあり、
ご好評のうちに推移しているアイテムになります。
定番ラインナップへとランクアップを遂げまして、
さらに春夏向けのファブリックへとアップデート。
リネン×コットン&絶妙なインディゴブルーという、FUJITOさんらしい1本。
今季のコレクションを代表する、そんなボトムスではないかと。
とここまでお送りして気付いたのが、
『1タックイージーパンツって、どんなの?』
という内なる声。
毎度ながらのコアなフリーク向けの投稿になるところでした。。
皆さんの理解を深める上で初登場の際のブログ、
おさらいがてら再掲載しときます。↓
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基本スペックになる
“フロントのプリーツ(タック)・4ポケット・ヘリンボーンのスピンドル・テーパードシルエット”
は評判の良さを受けて継続。
唯一変わったのはWALDESのジッパーぐらいでしょうが、
これは大勢に影響はないでしょう。
世界的に「インディゴ」がトレンドとして叫ばれていますので、
各社各様で色々なモノが提案されているわけですが、
FUJITOさんと言えば“デニム”がアイコン、インディゴものなら一日の長ありということで、
今季は積極的な取り組みが見られます。
そのひとつが前回の『スウェットT』であり、
もうひとつの雄がコチラの『イージーパンツ』とみて間違いないでしょう。
リネンのボトムス、いっときマイブームな時代があり、
頻繁にはいていたのを思い出しますが、麻100%ならではの
アクシデントにたびたび遭遇、苦い記憶も甦ります。
(おシリが裂けたとか縞パンが透けてたとか・・その他は自粛)
糸に伸縮がない麻100で起こるデメリットに関しては、
今回コットンがブレンドされていることで、ほぼフルカバー。
これだけの生地の厚みや耐久性、うらやましい限りです。
ダンガリーのタッチに近い生地は、インディゴデニムほどとは言わないものの、
エイジングで少しづつ色合い・風合いが変化していく様子も
楽しんでもらえる。
この辺はエイジング道に通じるFUJITOさんならではの提案だと、
私的な思いを強めています。
典型的な日本の民というリアリティは重要でしょうから、最後に。
余談ですが、自分が考えるサングラス姿のお手本は、恭兵さんと元春さんです。
行くぜっ!とコヨーテの、2大巨頭がそびえる高い頂。
10数年後に総白髪になっているのも、今後の余生で目指すところでしょう・・
脱線した話の筋が全く見えず、ポカーンな方も多そうなので、
締めの方向に戻ります。
ここまでご紹介してきたFUJITOの1タックイージーパンツ。
昨今定着したワンマイルウェアの流れから来たボトムスですが、
リラックスした着用感を踏まえつつ、プリーツやテーパードのシルエットが醸し出す、
ある種の“ドレッシーさ”も魅力だと思っています。
トップの画像にあるようなカジュアルに軸足を置くのも良いですし、
アイテムの立ち位置が近そうなシャツ なんかとの相性の良さも、
個人的には強く感じています。
あえてボーダーものと合わせないのも、今の気分のように思います。
コレクションのキーアイテムと言えるボトムスです、
じっくりとご覧になってみてください。
宜しくお願いします。