Yarmo “Butcher Stripe’s Item”
Yarmoの「ブッチャーストライプ シリーズ」をご紹介します。
入荷後間髪入れずにアップ→告知していましたので、
既にご覧頂いている方も多くいらっしゃるようです。なにより。
通常の流れでしたら数日中にブログで話題にしていますが、
アイテムの性格上、女子の画像がないと話にならねぇだろうと自戒。
お手伝いをお願いしましてようやく本リリースになった、そんないきさつです。
タイトル名にもあるように、本日のところはお披露目的なお話になるので、
後日気が向いた時に個別に取り上げなおす予定です。
せっかく4つもあるので、ブログのネタに困ったときに。。
とりあえずババっと見ていきましょう。
ブッチャーと言われて『アブドーラ』と返してしまうと、
昭和ノスタルジー世代にカテゴライズされますので、
UKロックファンなら「ビリンダ」さんを、
フットボールファンなら「テリー」さんとお答えしておきましょう。
後者2人であっても、さほど代わりはない気もしますが。。
本題に戻りましてのストライプ。
ヨーロッパ、とりわけイギリスですと階級制が色濃く残っているのは、
服装なんかでも顕著だと思います。
ストライプも多種多様にありまして、
いわゆるワーキングクラスであれば幅広のくっきり系、
アッパーになっていくと徐々に細く(“バンカーズストライプ”なんて言いますし)、
その最終系がミッドナイトブルーを含む、無地のフォーマル群と、
結構な数が挙げられます。
まぁそういう小うるさい情報は抜きにしまして、
ここ数年の英国ライフ・ブリティッシュスタイルでの話題の際には、
かなりの確率で見かけるようになったのが、ブッチャーストライプ。
今でも肉屋さんのエプロンでは、このテイストは多く見られますが、
ベースになる配色=ネイビー×ホワイトの爽快さが皆さんを惹きつけて止まない、
そういった印象ではないでしょうか?
自分などは『控えめなエキセントリック感』(?)が
UKらしくて好みなんですが、多数派ではなさそうなので口をつぐみます。。
老舗ワークブランドのYarmoであれば、この手のアイテムはお手の物。
数あるストックから厳選されたストライプが、毎シーズン評判を呼んでいます。
『ブッチャーストライプはネイビー×ホワイト』とお伝えしていますが、
↑でご覧頂ける限りだと、ベージュ~キャメルあたりの濃い色合いに。
これ、何かしらミスった挙句のことではなく、「オーバーダイ」加工によるもの。
生地のやわらかさと風合いを出すための後染め加工の結果、
白い部分がやんわりと着色。
ゴールドがかった色合いに落ち着いたことで高級感につながった、
数年前からのスマッシュヒット的アップデートでした。
ネイビー×ホワイトに比べれば、くっきり感が弱いのは一目瞭然。
取り扱いの機は熟した、そんなタイミングになったようです。
私としましても、せっかく4つ揃いでオーダーした手前、
『ワタシ(オレ)、全身フルでいきまーす』という共感と賛同を得たいのですが、
こればかりは皆さんに委ねるしかないかと。。
ただ当初から頭の隅にあったのはスタイリング的なところでして、
『ストライプなアイテムをコーディネイトに』
というものでした。
↑のように着なくても掛ける・巻く等することで、
どことなく“マリンっぽさ”を出してもらおう、そういう意図です。
ジャケット・パンツ・キャップ・エプロンのどこかを
突破口にして頂き、まずはトライしてみる。
目が慣れた頃には魅惑のブッチャーストライプ ワールドに・・・
そういう捉え方を提案したいと思っています。
オールセットアップの魅力に抗えない自分もいますが、
今年はやけにストライプが熱く思えてならないのが、最近の気分です。
横シマを縦に変えるだけでこんなに新鮮なのか..
ボーダニアンな自分、しばらくは縦ノリでいくことにしています。
時々メディアでも取り上げられているようで、
一定の支持があることを耳にした、Yarmoのブッチャーストライプ。
その媒体が女性誌だったことを考えると、ガール・レディの方々からの
評判をぼんやり思い描いていましたが、
撮影時のテンションの高さ(♀)を振り返るに、改めて納得させられました。
“自信から確信に変わる”とはこういうことかと。
松坂選手の復活を願いながら、今キーボードを叩いています。
ブッチャーストライプという提案は、個人的には
UKブランドのみでしか成しえないものだと思っています。
そういう意味での正統派のラインナップになった、Yarmoのシリーズ。
スタイリングを含めて、それぞれご覧になってみてください。
宜しくお願いします。