最近。
Pete La Roca “Basra”
相変わらず、暇さえあれば音源を訪ね歩く日々が続いています。
数週間前から展示会のための出張も始まりましたので、
空いた時間での探索に赴きたいのですが、そんな時間も取れず、
結局でネットでポチが多かったりします。
そんな中で手に入れたのが↑のCD。
ピート・ラ・ロッカの『BASRA』という作品です。
渋い。。
バスラというのはイラクの地名だそうでして、
音の方も中近東風の(アラビック?エスニック?)テイストが
散りばめられていて、何ともこう砂漠が似合いそうな作風です。
妙にクセになる一枚。
そう多くはないドラマーのリーダー作であること、
スティーブ・キューンにスティーブ・スワローの
“W”スティーブのブルーノート作という意外性などなど、
知る人ぞ知るレア盤として、ジャズファンの中でも
一定の評価があると聞いています。
毎度のことですが、皆が知っている作品など紹介しない
当コーナーですが、これを知っていることでいつか報われる日が
来るかも知れません(?)。
ユニークで良質な音を探されている方はぜひどうぞ。
このアルバムを見て思い出したのが、コレ↓
ブルーノートの魅力というと、時代を牽引した音そのものもありますが、
カバージャケットの秀逸なデザインも興味深いところです。
これどっかで見たことがあるわーとなると、
その多くがReid Miles/リード・マイルスの手による
グラフィックだったりしますので、最近はその辺も手掛かりに
音源ハンティングにいそしむ日々です。
(↑のアンドリュー・ヒルとBasra、何か似ちゃったけどまぁいっか~な
やっつけ感?も好きです)
とまぁジャズの作品のご紹介ですと、限られた方々向けの話ですので、
興味の範囲が狭かろうと思います。
なら、これならどうよ。
私ももちろんいかせて頂いていますよ、
22年ぶりのマイブラの新作。
公式サイトからの堂々のぶっこみ。
そのうちCDが届くことだろうと思います。
先にダウンロードしている分を、尋常ならざるほどの(?)
ヘビーローテーションで聴いていますが、
なんでしょうか?この全く変わらない感。
新しさゼロの安心安全アルバム。
ある意味期待を裏切らない出来栄え。
変わってなかったのはビリンダだけじゃなかった(笑)。
今日の帰り道も、轟音気にせず安全運転で帰りたいと思います。