FUJITO “Long Coach Jacket”
FUJITOの新作、「ロング コーチジャケット」をご紹介します。
日々何かしらアップしてはいるのですが、雑用以上の業務が立て込んでおり、
ブログでの紹介が遅延しがちな3月の初旬。
そんな言い訳がましい物言いはさておき、
コチラのアイテムも当初の見込みからひと月程、入荷が遅れていましたので、
現状の私との関係はイーブン(?)。お互い様です。
個人的に楽しみにしていたアイテムが、無事届いています。
2~3年ほど前でしょうか?
スタジャン・MA-1等(あとは思い出せない…)、直球のアメカジアイテムの
ブームが来ていることを目にしました。
その文脈から第3の刺客(?)として、各ブランドさんのコレクションでも
見かけるようになったのが、“コーチジャケット”というアイテム。
Twitterの方でも縁が薄いとつぶやいていましたが、当時からアメカジ、
ひいてはスケーター他の横ノリ?系ファッションとは、接点がなかった自分。
コーチジャケットもそちら側のアイテムとして認識。
いやいや自分の管轄外なんでと、距離を置いていたように思います。
昨年の春、FUJITOさんでも初めてコーチジャケットがリリースされたのですが、
『お?リモンタのナイロンね~。(ちょっと良いんじゃない?)』
という新鮮味を覚えつつ、前回の展示会でのスタッフ・草薙さんのお姿を見て、
自分も考えを改めるに至った次第です。
『今日で自信が確信に変わりました。』
プロ野球の開幕も迫ってますので、とっとと本題に入ります。
初リリース時のコーチジャケットから一転、素材・デザイン・サイジングをアップデート。
一般的なそれとは印象がだいぶ異なる、
“スマートさ”を感じさせるアイテムに仕上がっているように思います。
これ、なんでだろう?と考えを巡らせてみると、その理由は明白。
ご好評頂いている「フードコート」と、相似している部分にあるとにらんでいます。
ヴィジュアル的にも、ラグランスリーブにダイヤモンドステッチ入りの襟、
そして大見返し(!)の裏仕様など、カジュアルなコーチジャケットには見られない、
テーラード寄りの仕立てが随所に取り入れられているのは、
個人的な好感度もアップ。
とかくナイロンもののジャケットですと、軽くて携帯しやすいなどの
“ラフな機能性”に目が行きがちですが、
シリアスな製法で解釈し直すことで、あら不思議。
『大人の鑑賞にも耐えられる』と言える、
コーチジャケットに新たな側面が加わった良アイテムであるというのは、
何となしに気付いて頂けるんじゃないかと思います。
自分としては、まずはこんな感じで考えています。
スポーティだと思われているコーチジャケットではありますが、
全体のシルエットやレングスの長さを活かして、
ステンカラーコートなどの代替も良いのではと。
ベージュ系のコート・アウターの類いがどうもキテいるらしい、
との不確か?な情報も念頭にあるような。
腕ぐりが細いだけに、コートというよりかはジャケットの着用感に
なるはずですが、かえってそこも好都合で、
今までとは違った新鮮さを覚えて頂けるはずです。
タフタ系のナイロンなだけに、わずかに感じられる生地の伸びや重み、
マットな光沢感というのも、フェイバリットなポイントになっています。
第一回目のご紹介ということで、簡単にスタイリングしてみましたが、
こういうドレスっぽい使い方以外でも、例えば
『Tシャツの上からガバッとシャツ代わりに羽織る。
袖はヒジまでガバッとまくしあげて』
なんていうのも挙げられます。
文字で書いても??ですが、店頭で実践してみたところ、
おおむね良いアイデアだと賛同頂けただけに、
今後のコーディネイト提案に、おぼろげながら自信が湧きました。
この自信が確信に変わるのは、皆さんの評判あってのものだと思います。
今日2回目の松坂選手語録にはなりますが(…)、どんなアイテムか、
まずはじっくりご覧になってみてください。
宜しくお願いします。