knitchy “plating football T-shirt”
knitchy “plating football T-shirt”
knitchyの「プレーティング フットボールTシャツ」をご紹介します。
全体的に1月中の入荷が滞っていた為、そのシワ寄せというか反動が、
一気に押し寄せた感のある2月の半ば。
商品撮影&画像加工に追われ・出荷に追われ・J開幕前の山雅の
茶飲み話に追われと、休む間もない毎日が続いています。。
ここ数日のブログをご覧頂く限りですと、
『定評のある(定番)アイテムの、2015春夏ヴァージョン』
という傾向でしたが、その間隙を縫っての完全Newアイテムになる、
今回のknitchy。
こういうフレッシュさを求めていた方も多そうでしたので、
皆さんからの待望感がひしひしと伝わってきます。
ということで、以下こまかく見ていきましょう。
5minutesで“フットボールT”なんて言いますと、さぞや意外に
思われる方もいらっしゃるかと思います。
否、実はそうではありません。
その昔ですが、FilMelangeでリリースされていたラインナップを、
2年に渡って展開していたという、隠れた実績(?)を誇ります。
まぁその際も私の気質もありますので、アメリカンの方じゃなくて、
“ユーロ”の方のフットボールT(ユニフォーム)に絡めた
お伝えの仕方でした。(←詳しくはコチラから)
今回のknitchyもその文脈で考えてまして、
正統派フットボールTによくある、レタードやナンバリングといった
装飾を一切入れない、きわめてシンプルなヴィジュアルに好感が持てる、
そんなアイテムだと思っています。
今回、良い意味で自分の期待を裏切ってくれたのが、その素材の組み合わせ。
knitchyと言えば、
「上質な天然素材のレアなブレンド。そしてホールガーメント」
が必殺のデフォルトとして、各アイテムに共通するイメージを持ってました。
↑の新作では一転して、ポリエステルとコットンのミックスという、
意外なところで提案しています。
これが面白い。
表面の質感は薄手のユニフォームやジャージを彷彿とさせる、
ざらっとしたアクリルやらレーヨンのようにも思えるのですが、
肌に触れる裏面は、やわらかいコットン(!)としか考えられない、まさにそれ。
異素材・異組織どうしを編み立ててしまうのが、
“接結”という方法になるわけですが、
こういうブレンドの組み合わせもあるんだなぁと、
感心しながら眺めています。
素材云々のマニアックな話題はさておき、パッと見のアイキャッチになるのは、
やはり↑このあたりだと思います。
カマボコ(いやいや、スマートに言うと『半月状』でしょう)
型のエルボーパッチも然ることながら、自分がいたく気に入っているのが、
ホワイトラインが入ったブルーの切替え部分。
ここだけは完全にスポーティ。
リブ編みのジャージ生地という、サッカー小僧泣かせの
イナタいコンビネーションです。
ヴィンテージのフットボールTが持っているとされる、
USAスタイルな大味感(?)というのは、
実はこんなところにあるのかも知れません。
かなりはき込まれた私物のEURO LEVI’Sは置いときつつ、
ざっくりとしたこなし方でれば、こんな感じではないかと。
アメカジマナーからすると、想像も付きやすいように思います。
個人的には5ポケットといったカジュアルなボトムスではなく、
スラックス然としたもので“カレッジテイスト”を意識した着方を
考えてますので、今後ページも更新されることでしょう。
あと自分としてはですが、この手の7~8分袖のトップス、
可能な限り折り返して、5~6分袖くらいを常にキープしているような。
袖口が広がるのが好みでないので、
だいたいそういう風にして着ています。
お送りしてきたknitchyの、「プレーティング フットボールシャツ」。
フットボールTが持つ、野暮ったいスポーティな部分も残しつつ、
肌触りの良さや柔らかな素材感が特徴の、“ニットウェア”として製作してある辺り、
knitchyの面目躍如なところだと思います。
今シーズンは、自分の中の気分の変化もあり、ゆったりと余裕が出るような
シルエットのものを意識してご用意してます。
心持ち春めいてきたように思える、今週末。
新しい季節に相応しいフレッシュなアイテムということで、
どうぞご覧ください。
早々にサイズ欠けして恐縮ですが(。。。)、宜しくお願いします。