FilMelange “CALISTA”
FilMelangeの「CALISTA」をご紹介します。
長いこと当店をご覧の方からしますと、唐突感が否めないコチラのアイテム。
『だってスカートなんだもの』。
そのご指摘は至極的を得ているようにも思います。
ただ当初から店構え・品揃えの気質(傾向)もそうさせるのでしょう、
女性の方の来店やご利用も多かったのも事実です。
ご意見やリクエストを伺い、少しづつですがレディースアイテムの拡充を
進めているのが、最近の5minutesだと言えます。
とか何とか言って、固く話を進めようとしていますが、
一番小さいサイズは女性向けなんてのは、今に始まったことではないですし、
そういえば春先にはワンピースなんてのも始めてました。
その一環としてのスカートなので、私的には何の違和感も無し。
5minutes軍所属の人たちは華麗にスルーしつつ、こういうアイテムを知ればこそ、
モテの要素も加わろうかと思いますので、堂々と見てやって頂ければと思います。
“カセンティーノ”については以前取り上げてましたので、
おさらいがてら↑画像をクリック。
ご好評頂いていますCLIFTONと、同素材の色違いでご用意したCALISTA。
ナッピングウールのカセンティーノと言えば、アウターがほぼメインで
ときたまクルーネックのトップスを見かけるくらいですが、
今回はなんとボトムスでの提案という、ユニークなもの。
フリースのようになめらかで伸縮性のある生地ですので、
動きの出るボトムスにも最適なんだと思います。
メルトンほどのざらつきと重さもなく、サキソニー他のスーツ地ほどの
薄さでもないのが、カセンティーノフリースの魅力なはずです。
ジャンル的には、『ミディアム丈のタイトスカート』と言えそうな、
こちらのCALISTA。
ベルトループをなくしてウエスト周りはすっきりと、
深すぎないスリットを入れて動きやすさをプラス。
シンプルに迷いなくはいて頂けるデザインにしています。
メンズ視点からすると、
『フロントジップにサイドポケットが付いて便利でしょ?』
なんですが、果たして真相はいかに。
今度聞いてみます。
こういうところに突っ込むのが、うちっぽいところかと。
↑腰裏とかポケットの袋地とか、色と質感が違うものがくっ付いてますが、
これコットン×シルク素材が使われているんだそうです。これは優秀。
もちろん強度的なものもありますし、スルっとなめらかな手触りもありますが、
ポケットがぐしゃっとなって、表面の見てくれの悪さを防ぐというのにも
役立っています(いるはず)。
あとスリットの縁に布帛のテープをくっ付けているのも、
生地の反り返りを抑えるのに、少なからず効果があるような。
ここまで読んで頂けた女性陣からすると、
『この(おっさん)お兄さん、やっぱガチだわ。。。』
と思われるかも知れません。
店頭では“カワイイですね”のひと言で済まそうと思ってますので
ご安心頂ければと思います。
棒読みにならないよう、気を付けますが。
トップ画像の出来の良さに、個人的にも大満足のコーディネイトページ。
良い雰囲気出たわ、コレ。
もともとスタイリングありきでご用意した向きもある、こちらのスカート。
オリオンコートにはこんな感じで、というのをイメージしてました。
ミディアム~ライトグレーにかけての色合い、
自分もブルー以外では好んで選んでしまうのですが、
組み合わせしやすいという理由以外に、洗練とかエレガントとか(あ、一緒か・・)に
通じる品の良さに憧れがあるからだと思います。
勝手に思い込んでいるヨーロピアンな感じ、素敵なことですね。
お送りしてきたCALISTA、いかがでしたでしょうか?
全然チェックしていない(・・)FilMelangeのプレスリリースの方でも、
ウール系のスカートはピックアップされているというのを
小耳に挟みました。
自分の世代でキャリスタと言えば、
『フロックハート?いやー当時はキュートだったね~』
ということから、思い入れも強くなってしまうというものです。
(??な方はググってください)
そういった余計な情報に惑わされず、FilMelangeらしい素材へのこだわりも
味わってもらえればと思う、カセンティーノのスカート。
コーディネイトページも含めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。