FilMelange “RAY”
FilMelangeのスウェットパンツ、「RAY」をご紹介します。
ご好評頂いていますスウェットパンツシリーズですと、
通年でご用意していますCHARLIE2が挙げられますが、
当店ですと秋冬シーズン限定ということで、極厚スウェットパンツを
例年展開しています。
これまでVONNEGUT・VICHY・VINNEYなど、「V」シリーズでご用意してきた
極厚スウェット素材=Champion Weaveが今シーズンより全面リニューアル。
“今フィルメランジェが一番良いと思える裏毛素材”として届いたのが、
今回のRAYです。
抜群の気密性(目が詰まりすぎていて風を通さない)・
太ももを滑るようななめらかな肌触り・ヒザが出にくい頑丈さが持ち味の
Champion Weaveシリーズのスウェットパンツ。
前作までのネップ(くず)入りで、アメカジらしい荒々しさから一転、
スムージーで洗練された印象に落ち着いたのが、大きな違いです。
以前のVシリーズに比べますと、ヴィジュアル的な違いもそうなんですが、
はいてみた限り、ウェイト的な“軽さ”で扱いやすくもなったのが、
個人的には気に入っています。
例えるとフォード的なアメ車から、ボルボ的なユーロ車との違いでしょうか?
どちらも乗ったことはないので、あくまでイメージになりますが。
両脇のサイドポケットに片側だけのヒップポケット、
Champion Weaveらしいリバースウィーブな仕様など、
評判の良いディテールは継続しつつ、大きく変更したのが
↑のようなところです。
ヒモを入れずにリブ生地とのコンビネーション。
ギュッときつめの裾ではなく、緩めの仕上がりにしていますので、
締め付けられるような不快感もなし。
適度に絞ってあることと生地のハリの強さから、
スウェットパンツらしからぬ、
すっきりとしたシルエットの良さも楽しめます。
あと、もうひとつ気に入っているポイントが、ウエストの“ゴム”。
以前より太く(裾のリブ幅と一緒)、キチンとゴムを入れてますので、
腰周りのフィット感が格段に向上しているのは、
かなり魅力的に思いました。
先にスタイリングページの方が出来上がってましたのであれですが、
自分としてはこんな感じが理想的かと。
基本的にはカジュアルスタイルで間違いないのですが、
にぎやかな感じでなく、控えめなカラーリングで落ち着いた印象が、
自分らしからぬ?ところで気に入っています。
物足りなさがあれば、コートの袖をまくってブルーやバーガンディを
見せて頂いたりとか、バッグを差し色とするのがおすすめです。
ということでお送りしてきた新作スウェットパンツのRAY。
冒頭で秋冬寄りアイテムなご案内をしていましたが、
スムーズな質感に変わったこともあり、
オールシーズンで愛用しやすくなっているのは、
言い過ぎではないと思います。
スウェットパンツがイメージさせるスポーツアイテムのノリではなく、
日常的なファッションアイテムの側面も上手に提案しているRAY。
コーディネイトページと共に、じっくりとご覧になってみて下さい。
どうぞ宜しくお願いします。