“Dead Stock Greece Chino Pants”　　　サイズ40．42．44

 

 

 

久方振りのデッドストックアイテム、「ギリシャ軍チノパン」をアップしています。

 

 

 

US ARMYのそれやフランス軍のそれなど、

ミリタリーチノと言われるボトムスはそれなりにあると思いますが、

自分も初見なものとなりますのが、このギリシャ軍のチノパンです。

 

 

Greece Army自体のアイテムも、広く放出・流通しているものでもなく、

時々何かしらで見かけることがあるぐらいですので、ざっくりと言ってしまえば、

まぁレアアイテムというのは間違いないかと思います。

 

このあたりは、最近のギリシャ情勢に何らかの影響を受けての

ことかとも思いますが、そのあたりの突っ込んだ話は、

店頭でお伝えさせて頂ければとも思っています

（詳しく知りたい方はご一報下さい。長くはなりますが．．．）

 

 

 

さてこのチノパン、放出背景などはある程度見当は付くのですが、

アイテムそのものに関してはかなりベールに包まれているところが多く、

込み入った詳細は目下探索を継続中です。

 

 

レイト70’sの製造時期を勘案すると、アメリカ軍のミリタリーウェアの

影響下にあるのは避けられませんが、

NATOからの脱退時期との兼ね合いを考えたりすると．．．

 

なかなかこうだとは断定しづらいところがあります。

 

 

 

とここまで、何のことやら？な方も多そうですし、

明らかにモテなさそうな話の進め方（．．．）ですので態度を改め、

簡単ながらご説明していきますと、軍内での支給品という性格上、

シンプルかつ簡素なつくりになっています。

 

 

ウエポン地（ウエストポイント生地）のような厚みや硬さとは異なる、

柔らかく薄手のコットン地のスラックスは、

一見するとチープとも捉えられなくもないところですが、

私的にはALEXANDRA等に通じる潔さ、

“道具”に特化したアイテムの魅力だと思っています。

 

 

 

体格に左右されない切りっぱなしの裾や、おおまかな適応身長の表記など、

軍モノらしさを忍ばせるディテールや、

一部のものではポケットの袋地がリネン混であったりと、

個体差はあるもののヴィンテージと見紛いそうな部分を見るにつけ、

プリミティブなポテンシャル（？）を感じずにいられない、

好アイテムの様な気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dr.Denimでご用意しているような、スリムですっきりとしたシルエットではなく、

ルーズで太めのゆったりとしたシルエットのチノパン。

 

 

気分としては余裕を持ったサイズを選んで頂き、

ロールアップをして軽快さを出して頂くのをお勧めします

（欲言っちゃえば、もう一折り上げてもよかったような）。

 

ライトウェイトならではの柔らかさも、

粗野で武骨な印象とは違って見えてくるはずです。

 

 

よりシーズンインした際には、

頻繁にコーディネイトに登場するかと思いますが、

少量でのご用意となってます。

 

お早めにご覧頂けましたら幸いです。

宜しくお願いします。