ALTERUM “GERMAN ARMY TRAINER” part 2
ALTERUMの「ジャーマン アーミー トレーナー」をご紹介します。2回目。
数日消息不明になり恐縮です・・暑さにやられておりました。
それ以外にも大雨で設備に影響が出てしまい、てんわわんや。ようやく落ち着いたところです。
来店で支障を来たすなんてことはありませんので、ビビらずお立ち寄りください。
新作よりかは今すぐ必要なのはセールものかもしれませんが、伏線を回収?できてないお品も
結構あります。ということで本日はTo be continued…のままだったオルタムさん。
パート2にお付き合いください。
忘れている方もいらっしゃるでしょうから改めて。オルタムさん初登場回↑。
ブランドさんのほうでも様々施策を打っているようで、ビギンさんでの掲載を皮切りに著名なyoutuberさんも
取り上げる等々、順調に露出が増えていることを耳にしました。
この秋冬からも名の知れた大手ショップさんで取り扱いが増えていくそうです。
私が先走って空回り?していないこと、行く先々で確認していただければと思います。
推しポイントは箇条書きした5点。まずはアッパーの《カウシュリンク&ベロアレザー》。
↑はサンプルを借りたときの比較画像になります。手前がオルタムさんで奥の白が現行ジャーマントレーナー。
シュリンク=縮ませるですので加工によってシボ、別の言い方だとシワ味?をご覧いただけるでしょう。
シワひとつないクリーンな現行品との違い、この画でもなんとなく把握できるかと。
未洗いのリジッドよりワンウォッシュされたデニムのほうが、今のライフスタイルにはしっくり来る。
そんなところと似ている部分があるかもしれません。
こなれた見た目につながる以上にシュリンクレザーが効果的なのは、履き続けることで自覚する
重要ポイントなんですが、それに関してはパート3に譲るとしましょう。
まだやんのかいとは思わず・・
サンプル品のため若干の差異はありますが、かえって分かりやすいので私としてはありがたい。
《ナチュラルピッグスキン》と《キャンブレル》の近接画像。
典型的な《豚革》の特徴になる“毛穴”、なんとなく察していただけるんじゃないかと。
バッグとか財布などが身近で、直に手にしてタフに扱うブツで多用されているはずです。
細かな穴が開いていれば当然通気性も良く、靴の裏側を支える超重要レザーと言えます。
とは言ってもこれだけで蒸れは解消される訳もなく。サポートでキャンブレルが後方支援。
不織布から成るメッシュ素材を挟みまして、更なる機能性向上につなげる仕様です。
キャンブレルは自衛隊含む軍用靴に用いられているようで、今どきのテック系とは
異なりますがアナログのハイテク素材(?)と言えそうな、昔からある中敷パーツです。
現行ジャーマンではこの辺が簡素でおろそかにされている部分。
靴作りに精通した職人の巧みさが良く表れていると思います。MADE IN JAPANの底力。
カップインソールにあらずんばクラシックスニーカーにあらず。
先輩のとんでも理論?も今となっては間違っていなかったかも。
ここでも現行ジャーマンとの比較になりますが、不織布を固めたようなペラいインソールに比べて、
段違いの厚みがあるオルタムさんのほう。
さらにピッグスキンを張り合わせての2層構造です。クッション良し・通気性良し・耐久性良しの近江商人感。
抜群の履き心地に偽りなしと言えるでしょう。
“シュータン裏+側面+足底の全方面でピッグスキンが素足を包み込む”
お手軽レザースニーカーにはない徹底ぶり、今回ばかりはいたく感心した次第です。
とまぁここまでお送りしてきてあれですが、時間と気力が底をつき始めたよう・・
今日のところはタイムアップとなってしまいました。
この様子だとパート4ないしは5まで投稿せざるを得ないとしつつ、それに値するスニーカーだと
個人的には思っています。時間を空けずに取り掛かる予定ですので、しばしお待ちくださいませ。
ひとまず宜しくお願いします。
To be continued…




