EEL Products “CONKARA SHIRT 1/2”
EEL Products “CONKARA SHIRT 1/2”
EEL Productsの「コンカラシャツ1/2」をご紹介します。
気付いたら一気に暑くなりましたね。今月に控えている草サッカーの試合が恐ろしくてなりません・・
気合いを入れる他もろもろを口実に、スパイクを新調するべきかも。
訳わからないド派手なヤツ？でも良いのかなぁと思ってみたり。
まぁこんな空想も五体満足で帰還できてこそですから、皆さんにも無事を祈っていただけますと幸いです。
『オラに元気をわけてくれ！』、切実にそんなことを思ったりもしてますが・・
商品的なところですと、数日前にトゥアレグさんのジュエリーがまとまって到着→更新していますので、
ひとまずご覧になってみてください。今回も争奪戦になりそうな予感。。
それではイールさんのコンカラシャツを見ていきます。
コンカラが『コンパクト カラー（襟）』の略である旨、私が言わなくても察していただけるところかと。
数年前のリリース以来コレクションに定着しましたので、スタンダードになったという認識で正解です。
スタイルとしては昨今の傾向に基づいたもので、ビッグシルエットなシャツをイールさんらしく
アレンジした長袖からスタート。
“小さめな襟にすることでより身頃や腕のゆったり感が際立つ”
そんな意図が込められているんじゃないかと見ています。
ボトムスのほうでは先日ご紹介したクックパンツ、シャツのほうでは今回のコンカラと言ったように
コレクションの勢力図（ここでは基準になるの意）も変わってきているようです。
今後のキーアイテムということでコチラも押さえておいていただければと。
当店で珍しいチェック、それだけでもテンションが上がる理由になり得ます。生涯初の《オンブレ》。
長いことこの業界に携わってますが、知ってはいてもノータッチなモノは山のようにあります。
オンブレチェックもその最たる例。フランス語から来てたことすらすっかり忘れてましたし・・
初めて目にしたのは映画やミュージシャンの装いからで、開襟やウエスタンシャツだったでしょうか？
アウトサイダーが好むアメカジとしたのがいけません。グランジに熱狂せずシューゲイザー派だった自分、
チェックのシャツには憧れなかったままウン十年経過。。
そんな食わず嫌い（本当にこれに尽きる）もコチラで完全に払拭。
パーツや縫製が大いに貢献してくれたようです。
↑がその接写図になりまして、まず《シェルボタン》の選択からしてグッと気品が出てきます。
プラス襟の端っこはステッチレス＝《袋縫い》で、ガチャガチャ感のない落ち着いた見てくれに。
最後に折伏せ縫いで仕上げれば自然と湧き上がってくる“クリーン”な佇まい。
やさぐれた？アメカジ勢にはない上品さ。オンブレの語源を尊重したような提案に好感を覚えました。
そのオンブレ生地も本来のレーヨンに通じるなめらかな質感をキープしつつ、裏が透けそうな？
テロテロとした薄さではございません。メンズのシャツらしい厚みが実用的。
『涼しさを覚える接触冷感＋タフに扱える丈夫さ＋シワが付きにくい復元力』
この辺りも夏には頼もしい存在になるはずです。
今のところだとこの辺りでしょうか。ライトグレーとブラックの2色をご用意しています。
ネーミングを尊重するなら、まずは第一ボタンまで全留めして小襟を活かすことからスタートです。
外気がそれを許してくれなくなったらさっと羽織る着方にスライド。
私の場合はなんでもかんでも袖先を折り返しがちですが、これもひとつのこなし例。
今後のスタイリング提案が増えるよう、小さく期待いただければと思います。
すうっとEEL Productsの「コンカラシャツ1/2」をご紹介しました。
このコンカラシャツ自体、当店ではお初のご用意にはなるのですが、これまでのビッグシルエットっぷりを
ワンサイズほど小さく修正したとのこと。
これまでのような巨デカ？さが改まったとあれば、今後の取り扱いも増えるかもしれません。
サイズを合わせにくかった方には朗報になりそうです。
夏のチェックでしたらマドラスなども挙げられる中、くっきりはっきりしたチェックはリゾート過ぎてどうも・・
でしばらく遠ざかってました。そんな中で出会ったオンブレでの予想外の魅力。
私のようなビギナー勢はもちろんのこと、生粋のアメカジラバーの方にも新鮮さを覚えていただけそうなシャツ。
イールさんの自信作ということでじっくりご覧になってみてください。
それでは宜しくお願いします。
