comm. arch. “Hand Framed Saddle B.B.”
comm. arch. “Hand Framed Saddle B.B.”
comm. arch.の「ハンドフレーム サドル B.B.」が入荷しています。
油断してると室温〇℃・・使わない暖房は暖房じゃない、冬らしい感じで身が引き締まります。
伏せ字にしないと本当に心配されそうな部屋、お越しいただく際はその限りではありませんので
臆せずお立ち寄りください。普段は暖かいので。
久しぶりにお会いした方と話が弾み、有意義な時間を過ごせました。
私にとってはリハビリ?も兼ねた座談会。たまにするおしゃべりの大切さ、改めて知るわけで。
日記のような書き出しで恐れ入ります・・小学生以来書いた記憶がないので勝手もわからず。。
話を戻してコムアーチさんのサドルB.B.を見ていきます。
ブランドの熱心なフォロワーさんでしたら、このモデルがアイコン=象徴的アイテムになる旨ご存知かと。
デビューシーズンから続く唯一のお品、それがこのクルーニットです。めでたく今年で10年選手。
当店もスタート当初ではご用意しつつ、その後紆余曲折・・があった末での原点回帰。
8周くらいしてようやく戻ってきた2024年秋冬になります。
改めての登場に至るまで当然それなりの変遷があったわけですが、ひとまずそこは置いといて
↑のバナーから『サドルB.B.って何よ?』をご覧いただけます。
投稿内から初年度分もさかのぼれますので、良かったらそちらも覗いていただければと。
シン・サドルB.B.へリニューアルしたのは2021年からとのこと。
《バージン エクストラ ファインウール・豪州産メリノウール・SUPER110′s》・・キラーワードがずらり。
それまではウール以外の化繊もミックスして、代表作らしい“リアル・クローズ”感を優先していた
記憶がありますが、そこから歩を進めて更に心地良さを求めているのが現コレクション。
スーツの世界でしょっちゅう聞いてた極細繊維の証し=スーパー〇’s、それをカシミヤ糸と同じ手法で
糸にするわけです。ここだけで質の高さは想像できるでしょう。さらっと+しっとりの極致。
ちと大げさな言い回しですが、そこはかとなく漂う高級感にどうも錯覚してしまいがち。
《ハンドフレーム》が冠せられるようになったのも、大きな転換点。
東北の手横編み機職人さんが時間をかけて編んでいます。
糸そのものが繊細ですので、負荷が掛かりすぎないよう人力で行うのは自明の理。
そうすることで糸のふくらみを損なわず、 弾力性&やわらかさが維持できているのにも
好感が持てるポイントでしょう。
やわらかさや軽さを求めると、メンズアイテムらしからぬ『はかなさ』につながりそうですが、
そこは往年のブルックスにおけるサドルショルダーニットへのオマージュが込められています。
ガシガシ使えるシェットランドセーターが出自。そういうデイリーウェアの気質は忘れていません。
ベージュやブラウンでしたらそのサドルショルダーぶり、いくらかご覧いただけると思います。
ただシンに切り替えた辺りからサドルの“くの字”が改まり、現在は『丸みのあるラグラン』に
変わりつつあるようです。
もしかすると今後ネーミングも・・な心配はありますが、10年続く定番ですからそれはないでしょう。
皆さんも変わらずサドルB.B.と復唱くださいませ。
official release “Hand Framed Saddle B.B.”
と言った内容がオフィシャルリリースで掲載されてました。
より突っ込んだ内容をお求めの方は、↑も合わせてご覧になってみてください。
ここまでcomm. arch.の「ハンドフレーム サドル B.B.」をご紹介しました。
今季は久しぶりのオーダーということで3色ご用意してみたのですが、その旅立ちの早さったら。
〇年間私は何をしていたんだろう・・と反省しつつ、改めてこのアイテムの高評ぶりに思い至ります。
次回からもしっかり継続していこうと。
個人的にはセーターに暗い色は求めませんので、インナーでメリハリの効くミックスベージュ、
コーディネイトで推し進めていく予定。
コムアーチさんのアイコン、冬の装いにぜひお役立てください。
宜しくお願いします。