FUJITO “Easy Pants”
FUJITOの「イージーパンツ」が入荷しています。
朝晩めっきり涼しくなりましたので、昼間もそのノリで過ごそうとするとぐったり・・
エアコンは適宜使うべきを改めて学びました。我慢禁物・節約不要、まぁ身体のほうが大事ですし。
ガンガン店内を冷やして強引に秋物フレーバー?を出していけよなのかもしれません。
数日前に謎ブランドその2をアップしましたが、すぐ後に届いた第3弾も作業を進めています。
毎度ながら日本語情報が少なく、色んなところから情報収集して意訳するのですが、いつもこれがやっかい。
自らに課した苦行だと割り切ってやっつけたいとは思いますが。
明日中には形にする予定ですので、乞うご期待ください。
先行してアップした中から、本日はコチラを。フジトさんのイージーパンツ。
コレクション内のボトムスでは最も息の長い(はず)モノとして知られていることと思います。
当店も毎シーズン欠かさずとはいきませんが、タイミングが合えばオーダーすることの多いお品。
今回はそのタイミングがハマったということなんでしょう。
長いこと扱っていてもお久しぶりな方&初めての方、どちらもいらっしゃいます。
ここはひとつリピートアイテムの務め=『イージーパンツって何よ?』を↑で振り返りください。
アメカジ好きであろうとなかろうと、どこかしらで触れてきたであろうコチラの生地。
《T/Cツイル》が今回もセレクトされています。
今回もと申しましたのはフジトさんでは度々登場する生地でして、その時々で糸の太さ(生地の厚みに直結)が
異なろうとも、【ポリエステル:65%+コットン:35%】の黄金比でおなじみなあの素材。
(この生地を語るんであれば必ず挙げられる、某ディッ〇ーズさんの功績はすごい)
ワークウェアに用いられてきたくらいですから頑丈だったりすぐ乾いたり等々、機能性に重きを置いたモノと
されつつ、化繊100%にはないふっくら感や経年変化の様子もご好評の秘訣でしょう。
今回選んだチャコールは色の配分をやや“霜降り=ヘザーグレー”に寄せていることもあり、
ワーク成分が薄まって小ぎれいに見える仕上がりだと思うのですが、はたして・・
近年のフジトさんでもボトムスは総じて、太さを活かしたゆったり目=リラックスフィットが多いのかと。
その上から下までワイド勢とは一線を画す、“テーパードシルエット”の妙味。
体型的なところもあって私はこの手のシルエットを好みますが、それ以外にも『硬軟どっちも行ける』のも
魅力を覚えるポイント。オン・オフ問わず使えるとも言い換えられます。
今回のチャコールはその辺りを見越して選んでおりまして、トップスやボトムスを邪魔しない/選ばない
色合いであり質感であるのは、皆さんにも心当たりあろうかと。グレー万能説を含めてお確かめくださいませ。
さらっとですがFUJITOの「イージーパンツ」をご紹介しました。
いくつか挙げられるロングセラーの中で、ボトムスではコレと真っ先に思い付く存在。
長年のフォロワーさんなら納得いただける見立てではないでしょうか?
ヴィジュアル的な斬新さはなくても、ついつい手に取ってしまう安心感は定番ならではの魅力です。
私自身、最近は通年で穿ける厚くない生地のモノを欲しており、3周ぐらいしてT/Cに関心が
戻ってきたところ。そういう意味でも推しがいのあるお品だと思っています。
フジトさんのコアアイテムのひとつ、改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。