Yarmo “Duster Coat”
Yarmoの「ダスターコート」をご紹介します。
コツコツお送りする(やっつける?)秋冬の投稿、何となく先が見えてきました。
ようやくアウターに取り掛かれますので、残りわずかのような?
と思って調べてみると年内間に合うのか微妙な状況・・
余裕ぶっこいてもいられませんので、本日は間髪入れずに進めていきます。
やさしいところからピックアップします。ヤーモさんの「ダスターコート」。
熱心なフォロワーさんなら、この時期の風物詩としておなじみなコチラ。
当店もご要望がある限りは例年ご用意しています。定番コートでお間違いない認識。
リピートアイテムになりますので、まずは↑のバナーをクリックくださいませ。
でこれまた調べてみると、毎年のクセに投稿されてない年がちらほら。
これ私がサボっていたわけでなく、ご紹介前に旅立っていたことに因ります。
裏を返せばそれだけ世間に浸透している事実。その辺りも踏まえながらおさらいください。
大事なとこなんで、2度挙げておきます。『“THE UNIFORM”がスタートしたってよ』。
これまで《CC41》と冠して展開していたコレクション。ヴィンテージでもこのスタンプの存在で箔が付き、
そいつへのオマージュとして現代に甦らせた品々、大変ご高評いただきました。
ヤーモさん内でも↑ダスターコートを皮切りに、ジャケットやボトムス等でリリースしていたわけですが、
本来のCC41は衣類だけでなく家具~食器など、身の回り品全般で採用されていたもの。
ワークアイテムがメインならそっち寄りで仕切りなおしてみましょう、といった経緯での新レーベルです。
今シーズンが初回ではありますが、冠が変わってもコンセプトに大きな変更はございません。
“Utility Clothing(実用的な衣服)”、今後も愛でていただければと。
英国ファンならハンバーガーよりブリスベン(?)。
『コーデュロイ&モールスキンならモス一択』、この格言に偽りなし。
ヤーモさんとブリスベン モス、その出自もあって納得というかどのブランドより説得力のあるマッチング。
よそさんにはない相性の良さがあることでしょう。
私が調べた限りだと今期は【BYRON・バイロン】が選ばれているようです。
高密度のヘビーなツイル生地になりますが、興味深いのはわずかにヌメっと感のある手触り。
スエードほど毛羽は立ってませんが、それを連想させてしまうハードコアぶり。
クラシックな英国生地ならこれくらいの噛み応えがないと。
コレクション名の刷新に合わせて、限定回帰な意味もあるかもしれません。
ユーロワークウェアならではのインクブルーが素晴らしい。
厳密にはフレンチものの色なので、ユーロと広域にするのはズルい気はしますが構いません。
光の当たり方で現れる“赤味”成分、そしてエイジングされていくことでの“パープル味”。
精細な色の移り変わりも醍醐味かと思います。
こういう大物(面積が大きいの意)だけに、しょっちゅう洗濯するのは難儀かもしれませんが、
ワークウェアならラフに扱うのが本来の気質なはず。ためらわずに投函?ください。
地縫いもチェーンステッチですので、某カバーオール同様のパッカリングが期待できます。
最近の暖冬傾向なら、↑にマフラー+ニットキャップ+手袋で乗り切る方だっているかも。
さすがに全員とは言いませんが、風除けの上っ張りなら相当役立ちそうな見立てです。
特にビッグシルエットものが多い昨今だと、ある程度大きさのあるアウターが必要でしょう。
フリースや中綿ジャケットの上からでも余裕ありのボリューム。
その辺もベストセールスの秘訣だとにらんでいます。
ここまでYarmoの「ダスターコート」をお伝えしてきました。
確かにナイロン生地のほうが防風性に勝るとみる反面、生地の薄さから来る心許なさ、
そして使い始めが100だとすれば減りこそすれ増えはしないような。
まぁコットンだって機能性は減衰していきますが、反比例するように別の魅力が増していくのが
面白いところかと思います。それがお墨付きを得た生地ならなおさら。
ただのユニフォーム?だとこうはいきませんし。育てがいを覚えてしまうわけで。
皆さんなりのダスターコートの楽しみ、ぜひお聞かせください。
宜しくお願いします。