comm. arch. “Felted Alpaca Wool C/D”
comm. arch. “Felted Alpaca Wool C/D”
comm. arch.の「フェルテッド アルパカウール カーディガン」をご紹介します。
年末の風物詩=「解体」でご迷惑をお掛けします。
こう書くと当ビルの行く末を案じる方も多そうですが、まだ大丈夫。なんとか耐えています(?)。
ご近所で家屋解体が進行中で、騒音と振動が連日届いての賑やかさ。
イベント前におけるホールのざわつき、あんな感じを思い出すわけで。
直接何かが降りかかることはないとは言え、通らない声がさらに通らなくなる恐れありです。
私もなるべく声量は出すつもりですが。
あれ何か揺れてねぇ?というのも、解体がもたらす微震でございます。
レトロビルらしいアトラクションとでも思っていただき、お立ち寄りの際はご容赦くださいませ。
comm. arch. “Alpaca Wool Patched C/D”
そそくさと本日のお題に取り掛かりましょう。コムアーチさんの「フェルテッド アルパカウール カーディガン」。
スウェットやボトムス他も充実しているコムアーチさんですが、祖業になるのはニットウェアの面々。
ということもあり毎年欠かさずご用意している中、定番生地なるシリーズが存在します。
近年だと《アルパカウール》がそれに当たり、当店もそれにならいオーダーしたのが冒頭のお品。
2季続けてになりますが、カーディガンをピックアップしてみました。
毎度の流れで↑昨年の投稿を掲載、その中からアルパカの変遷を遡っていただけます。
あーこんなのもあったなぁなノリで、さらっとおさらいくださいませ。
前回の色違いでしょ?と先走ってはいけません。成分・配合?をブラッシュアップした最新ヴァージョン。
昨年同様アルパカをメインにしつつ、相方を“英国羊毛から南米羊毛へ”アップデートを果たしています。
業界内でも英国系を代表するシェットランドウール→南米ウールへの置き換え、だいぶ増えました。
その中でも《ウルグアイ ウール》は注目株で、過去の投稿(名著。自賛)でも詳しく取り上げていたようです。
『原毛・無染色・バルキー・軽量・スポンジ』なる要素が、新作の↑にも加わっているという話。
さらに今回は2者混から3者混になったことで、型崩れ防止のタフさもアップしています。
同じように見えて実は大幅更新がなされた自信作、触れて・見てお確かめくださいませ。
素材に自信ありなら、デザインは極力シンプルにが鉄則。
ポケット付きのプレーンなVネックカーディガンとしてご覧いただけます。
先立ってハーレーさんの同アイテムをご紹介してましたが、前立ての《リンキング》ないだけで
こんなにも見え方変わるのかぁーが、私の率直な感想。
良い意味での伝統的な既製品であるハーレーさんに比べ、もっと人の手の温もりと言うんでしょう、
ハンドメイドなお品に通じるような“不揃い感”、そんなニュアンスが見え隠れしてくるような。
(実際はちゃんと揃って成形されてますが)
あと私が思うコムアーチさんらしさのディテール=「肩線ずらし&前後差スリット」が含まれるのも、
好感度を上げる泣きのフレーズ(?)。
気付いたらオーダーしてしまうお気に入りポイント、Tさんにバレてしまっているんだと思いますが・・
ブランドさんからはダークマリンの色表記でもらってますが、『ブルーがかったグリーン』と
併記されてましたので、そちらにならいます。
コムアーチさん得意の絶妙な色合いなため、取り扱いのあるよそさんと違いがあるかもしれませんが、
再現度には自信がある当店の画像、信頼の置けるものだとは思っています。
困ったらココを見ろ!ということで、近隣に拡散いただければと。
ここまでcomm. arch.の「フェルテッド アルパカウール カーディガン」をお伝えしました。
商品ページへのアクセスが堅調なのは、ルックブック(カタログ)に使われているからに
他ならないわけで、ブランドさん側でも推しアイテムのひとつと見るのが正しいでしょう。
反響を呼んでいる定番生地シリーズのカーディガンは、コムアーチさんらしさの詰まったお品。
評判のほどをぜひお確かめくださいませ。
宜しくお願いします。