comm. arch. “Salt Shrink Nylon Drizzler Jacket”
comm. arch. “Salt Shrink Nylon Drizzler Jacket”
comm. arch.の「ソルトシュリンク ナイロン ドリズラージャケット」をご紹介します。
出張明けは身体がバキバキ・・バス移動のしんどさを思い出しています。
こういう時ほど濃厚な昼飯だろうということで、町中華に赴くのが出張時の定番です。
久しぶりにやってきた某所での展示会なので、ならあそこだろうと向かいます。
今日は変わったモン頼もうでオーダーしたのがミスでした。欲してたのはコレじゃない・・
牛テールスープは確かに美味いのですが、メイン・サブどちらかと言えばサブ寄り。
それがメインだった定食。。甘辛で舌がバカになる?のが中華の醍醐味なのに。
(自分は卓上酢で味変させるのがデフォルト)
まぁ妙な匂い?に包まれることなく往訪できたので、結果良かったのかもしれません。
次行くときは見たことある文字のヤツを頼もうと、硬く硬く決意しました。。
気を取り直してコムアーチさんのブルゾンを見ていきます。今季のトップバッター。
トレンドの気配もあるでしょうし、季節要因も関係してでしょう。今年の春&秋以降で
見かけることが増えそうなこの手のアイテム。ショート丈のライトアウターという話。
と来れば《スイングトップ》を思い描く方がいらっしゃるかもしれません。
でそのスイングトップですと立ち襟=ドッグイヤーカラーと共に、シャツ襟モデルも
存在しまして、我々はそれを便宜的に《ドリズラージャケット》とすることが多い代物。
昔から大好きな類いのブルゾン。久しぶりの再会に胸躍るものがありました。
元々屋外スポーツ=ゴルフ向けウェアの出自です。撥水性のあるコットン生地がスタンダード。
さすがにそのままですと『自分、不器用なんで』感(?)が強まります。
もっとモダンなヴィジュアルにということで選ばれたのが今回の↑。
《ナイロンタフタ+ソルトシュリンキング(塩縮加工)》生地は、軽さにおいてはこれ以上ないもの。
ただ軽いわけではなく、ナイロンの密度が高まって撥水性&硬さを強化。
ペラい?ナイロン素材とは一線を画す質感が好印象です。
↑でご覧いただけるように、塩縮加工ならではの波打つシボ感も◎。
形はトラディショナルなのに生地でだいぶ都会的、そういったヴィジュアルでしょうか。
そして各所に設けられた“ミリタリー”由来のディテール。
トレンチコートにも通じるデザインが、襟元・袖口・前立て・背中に腰ストラップでご覧いただけます。
これ見よがしにバーンっと打ち出さずに、あくまでさりげなくがコムアーチさんの真骨頂。
私も健さんに倣ってのブルゾン全閉め派です。
冒頭バナーのようにサッと羽織ると並行しつつ、いつもの調子で“スロートタブ”も活かしたいなと。
おなじみのスイングトップでは出ない襟の高さは、ドリズラーだからこそのものなはず。
現状の品揃えからの組み合わせなので、良識ある大人?の装いです。
もう少し季節が進めば鮮やかなインナーが出てくるでしょうから、第2弾の着こなしを待ちましょう。
駆け足でcomm. arch.の「ソルトシュリンク ナイロン ドリズラージャケット」を見てきました。
短いライトアウター=ブルゾンが注目されているのは、最近のゆったり勢との相性でして、
ビッグシルエットのシャツやロンTee他の上から羽織り、裾から出ているインナーとのギャップを楽しむ、
そんな気調からのようです。
もちろんそういったトレンド感を楽しむのが第一でしょうが、往年の名アイテムの再解釈版として
選んでみるのもありではないかと。ずばりのゴルフウェアに陥らない素材やディテールの押さえどころ。
コムアーチさんの意欲作になるドリズラージャケット。
ぜひその評判のほどをお確かめください。
それでは宜しくお願いします。