EEL Products “Patch Hoodie”
EEL Productsの「Patch Hoodie」をご紹介します。
クリスマスの気配、街中でも強まっているようで。
今日も今日で持ち込み案件があり、ダンボール箱抱えて街中を往復したのですが、
人の多さにびっくり。日曜って本来こういうものだよね、と素直に思いました。
場末のサイレントショップ?とは無縁な光景。
でいそいそと歩いてますと、にぎわいのメインになる広場が目に入ります。
でかいクリスマスツリーの下でマーケットが開かれてました。
12月は毎週何かしらイベントが組まれているようです、昼夜問わず楽しめるのかと。
ツリーの隣にパワースポットを擁する神社という、ある意味最強コラボ?な気もしますので・・
年中行事に背を向けて、本日もお届けしていく雑な投稿。
イールさんの「パッチ フーディ」にて進めていきます。
今季はパーカ推しということで、その1&その2他で取り上げてきました。
トリを飾るアイテムということで、遅ればせながらご紹介させてもらいます。
秋冬でご用意するパーカですので、暖かみのある生地を使うのが定石です。
スウェットは裏起毛になるでしょうし、フリースが多用されるのにも納得いただけることでしょう。
今回のお品も後者に該当するのですが驚きや感心どころも多く、店内外での前評判の
高さがオーダーにつながりました。
『今のポーラテックってこういうのなんだ・・』
以下見ていきます。
アウトドアウェア界隈なら避けて通れぬ《ポーラテック》。フリースの祖と言える老舗ブランドですが、
私の認識はだいぶ更新されておらず、多様なラインナップに勉強不足を痛感します・・
今回用いられた「サーマル プロ」が近年の躍進につながったシリーズということで、
ポーラテックさんでも相当力を入れてる部門というのを聞きました。
選ばれた↑に限れば『見た目は完全にウールのそれ。でも実はフリースなんです』が
セールスポイントになりまして、フリースの持つ機能的なメリット(防寒・保温・軽い・洗っても縮まない等)は
そのままに、デザイン面での自由度が格段に向上したのが魅力です。
例えばコレでジャケットやコートを作っても、アウトドア風味を微塵も感じさせない。
“最高のパフォーマンスと視覚的魅力を備えたフリース”のコピーに、いたく納得してしまう次第で。
これまでご紹介してきた他ラインナップ同様、ビッグシルエット寄りなゆったりとした着心地。
従来のフリースに比べれば表面に芯(硬み)がある感じなので、ルーズになり過ぎないサイズ感。
襟元や袖口のスナップボタンの様子から、やんわりバスケ風味(?)を覚える辺りも
近年のコレクションを受け継いでいます。
当店では珍しくブラックを選んだのは、フード・ヒジ・(マフ)ポケットとのバランスから。
ここはコットンツイル生地が“パッチ”(貼り付け)されたわけですが、異素材かつ色まで変える
よりかは、同色でトーンを揃えたほうが締まった印象です。
お子さまビッグフーディ?よりかは、落ち着いた品性のあるフーディをお薦めしたいので。
私が考える大人のパーカスタイルとして、今季はコチラを推します。
当初の予定ですと上からサザンカコートを羽織って、フードもの+コートの冬コーデが挙げられてたはず。
挙がってませんので・・頭の中で想像ください。
一点、しょうもないところで気に入っているのは、左裾に取り付けられた《ピスネーム(ネームタグ)》。
山並みを図案化した“赤い△”が、控えめなアクセントになっているような・なってないような?
ポーラテックをご存知の方なら完結しますが、知らなければ新手のハザードシンボルと誤認。
USアーミーの現行ミリタリーものと言っても通じるのではないかと。
まぁこの見解は一部の方にしか響かないので(・・)、話半分でお願いします。
EEL Productsの「Patch Hoodie」をご紹介してきました。
コートを羽織れなかったのは理由があり、サーマル プロのハイスペックぶりが関係してたのかも。
ポーラテックの中でも“重さに対する暖かさの比率が最高”に位置付けられているらしく、
地域や気温によっては下手なアウター以上の防寒性を期待できるからです。
代謝の良い方ならコレで冬越せるんじゃ? 我こそはの方はぜひチャレンジを。
とにもかくにもコレクションの自信作になります。
本格的に訪れる冬の備えとして、改めてご覧くださいませ。
宜しくお願いします。