FUJITO “Easy Pants”
FUJITOの「イージーパンツ」をご紹介します。
半年ぶり(・・?)くらいかもしれません、自転車に乗ったのは。
急遽ダンボールが必要になり、ホームセンターに向かう前のひとコマ。
タイヤの空気が抜けてぺしゃんこになっているのは知っていましたので、
いそいそと自転車屋さんまで持ち込み。空気入れを貸してもらいます。
いざクリップを挟もうとした瞬間、何かが短くなったような。
「バルブ」が折れやがりました・・正確には軸の一部が欠けたという話。
とりあえず急いではいたので見なかったことにし(?)、タイヤをパンパンにしてその場を後にします。
なんとか無事に戻ってこれ、空気が漏れている気配もないのでほっときますが、
色々と寿命がやって来ているのかもしれません。バルブのコアだけでも備えておこうかしら?
フレンチバルブね、なるほど×2。ポチっと案件がまたひとつ追加されました。
それでは本日のお題=「イージーパンツ」を見ていきます。
今回がデビューになりますコチラ。期待の大型新人がやってきたというところでしょう。
と申しますのも先行の展示会での評判が良かったから。
藤戸さんご本人から伺った話なので、反響を呼んでいたのは間違いないのかと。
ボトムスの中では目を惹くトピックスだったこともあり、今後の集中連載?も確定。
定番化へと動き出していることも聞いています。
ボトムスの設計自体はそう複雑なものではございません。
ゴム入りウエスト+スピンドル(紐っすね)のイージーパンツ必須な腰周りでは、
前立てジッパーを追加投入。
これ意外にあるとないとじゃ大違いのデザインで、パジャマ的な見てくれからの脱却や
ウエストのギャザーが見えなきゃ立派なトラウザーズにもなる、
そんな良いとこ取りにつながるディテールだったりします。気配り上手な隠し味。
リラックスした着用感になるよう太めのゆったりした腰~太ももに、
そことは反するようにギュっと絞った裾との落差で、絶妙なテーパードを描くシルエット。
レングスも8~9分丈ですので、もっさりと泥臭い?印象にはならずに
すっきりと軽快な体でご覧いただけるだろうと思います。
9ウェルなのでいわゆる“普通の畝”になるコーデュロイ生地ではあるものの、
太さや長さのバランス次第で野暮ったさ&古臭さが出てくるのは、
お好みが分かれるポイントになろうかと。ジジくさいのも良し悪しです。
あえてのご年配感よりかは若々しくはいてもらいたいというのが
コーデュロイものの私見からするに、↑今回の提案は歓迎すべきものでした。
お金持ち?っぽく見える生地のドレープ具合も素敵です。
組み合わせがサンダースに寄っていますが、そのうちスニーカーが現われるはずですので
しばしお待ちください。
識別しやすさでオリーブメインで進めてきましたが、ブラックももちろん推しのカラーです。
何がって更にお金持ち感が増すから。ラグジュアリー指数の大幅アップ。
これも昔からの私見で、ブラックって距離を取ると畝の様子が見えずらく、
ベルベットを思わせる光沢や生地の流れが認められるのかと。
ツヤツヤな質感=ラグジュアリー、勝手な私なりの見立て。
どちらにも色や質感の魅力がありますので、ブラウザ二つ開けで見比べてみてください。
お届けしてきましたFUJITOの「イージーパンツ」、いかがでしたでしょうか。
人目を引くギミックやデザインに寄せてない分、最初のきっかけが掴みにくいかもしれませんが、
店頭で試していただけた方からは好意的な意見。お客さん曰く
【はいていてラク・肌触りの良い生地・もっさり見えないレングスの長さ】
概ねこの辺りに集約されるのかと。じわじわと反響が広まるよう期待しています。
新作ラインナップの中でも先行して話題を集めているボトムスです。
本日の投稿を参考に、どうぞご覧になってみてください。
宜しくお願いします。