EEL Products “Quilt Warmer”
EEL Productsの「キルトウォーマー」をご紹介します。
日曜日にとんでもなく重たいアウター(物理的でなく情報量として)が届き、
テンションだけはものすごく高まります。すげぇんだけど消化できんのか・・は置いといて。
その勢いはあるブツをポチっとさせてしまうわけですが、
好みの品物を手にする理由付けはなんだっていいのかも知れません。
私が学んだ諸先輩方にも言われました。迷ったらGoよ、小野ちゃん。
今となれば悪魔の囁きだったのを確実に知るわけですが、
とは言え現在でも使っている品々が多いと、これも必要だったんだと。
そんなことを思いながら今はキーボードを叩いています。
ポチっとしたブツが無事届くことを祈りつつ、本日のお題へ。
ここ数年、秋冬ではすっかり定着した感のあるのが『インナーダウン』と呼ばれる品々。
本来はコートの裏地=ライナー用途だったものが、様々なデザインにアレンジされて
世に広まっていったように思います。屋内・外に関わらず愛用されている方も多いでしょう。
イールさんでもダウンは別として、ジャケット単独で楽しめつつ
コートと連結できるライナーとしてイケるアイテムが好評でした。昨年の「light warmer」しかり。
反響の大きさは超っ早で姿を消し(・・)ブログの投稿にまで至らなかった事実、
そのことが雄弁に物語っているはずです。
満を持してのセカンドシーズンでは、より『単独』感を強めたような見てくれ。
以前ご紹介してました「クッショントレーナー」にも共通する、
“キルティング”にスポットを当てています。
前作から一転、“ツイード×コーデュロイ×フリース”という新旧の冬マスト生地へ
アップデートされたライナージャケット。
表裏の異素材をキルティングでがっちりタッグを組ませた、そのような見立てです。
前々回にも投稿していましたが、“ヘリンボーンのコットンツイード”は
どうも目が離せないらしく、初見も好感触だったことから迷わずにオーダーした記憶が。
(生地がかぶり気味なのは偶々です、念のため)
ツイードが持つクラシックなイメージ、何はともあれ秋冬には欠かせないですし。
キルティングだと中綿を挟むことが多いんですが、↑では何も差し込んでないことが
ジャケットらしい、もっと言えばカーディガンライクに着れることも
好感指数を高めてくれるポイントだったりします。
↑冒頭のバナーで挙げていますが、ネイビーも甲乙つけがたい良い色。
世間の動向など知ったこっちゃない、完全に血肉と化しているブルー党員(?)には
こういった青み傾向が大好物です。ほぼ同配色のツイードジャケ、15年以上愛用中。
グレーに比べますとヘリンボーン&キルティング成分は弱めですが、
そのことがかえってスタイリングの幅を広げてくれそうな。
コットンということまで加味すれば、『インディゴデニム』に通じる見え方も。
経年でも繊細な変化を期待してしまいます。
あえてご紹介を引っ張っていたのは、兄弟アイテムになる「サザンカコート」の入荷に
合わせてを目論んでいたから。しかし今日時点では入荷ならず・・
今週の土曜=23日にはお店にやってきますので、先につぶやいておきます。
よって愛用する私物サザンカにくっ付けた際の図↑になります。
キルトウォーマーは構造上、リバーシブルでもなんとかイケる仕様ではあるのですが、
(それに貢献する“スナップボタン”、結構珍しい種類だそう)
フリースを表面にしての着用はほぼされないかと。防寒の役割がメイン。
母体のサザンカコートに合わせてキルトウォーマーもそれぞれ色合いが
用意されている中、私は色を揃える必要性を感じていません。どうぞどうぞお好きな色で。
単品ジャケットとして愛でつつ、あわよくばライナーとしてでも
といった気分で、グレーorネイビーからお選びください。
ノーカラージャケットで秋冬のインナー提案なら、ハイネックものの相性の良さが言われます。
イールさんからの「ノルディックハイネック」なんて言わずもがなでしょうし、
当店からならコム・アーチさんの「メリノハイネック」が激推し。
この波に乗っかっていただけると何よりです。
私としてはフジトさんの「浅Vネックセーター」で、スマートな襟元で洒落こみたいなと。
ネタもたまってきたので、早めにコーディネイトページを更新します。
お送りしてきましたEEL Productsの「キルトウォーマー」。
昨今のライナージャケット&インナーダウンの隆盛もあり、
様々な提案のアイテムを見かけることが増えました。
ただ私が持つ不満は『やけにナイロンものが多いなぁ・・』ということ。
どうしたってアスレジャーなノリに寄っていくとなると、今まで溜め込んできた
ニット他の相性が気になってしまいます。やっぱ冬らしくウールを着たいわけでして。
大好きなツイード(コットンだけど)にフリースを組み合わせとくれば、
どちらの希望も必ず叶うはず。期待を込めつつそんな風にも見ています。
イールさんのコレクションでも前評判が高かったアイテムです。
この機会に改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。