FLISTFIA “Track Jacket & Sporty Trousers”
FLISTFIA “Track Jacket & Sporty Trousers”
FLISTFIAの「トラックジャケット」&「スポーティトラウザーズ」をご紹介します。
へティングによる痛みなのか、はたまた久しぶりの雨模様の天候によるものか分かりませんが、
なんとも頭がすぐれぬ今日この頃。鈍痛、厄介な一日・・
頭を悩ますオーダーもあったので、ちょっとした知恵熱だったかもしれません。
こんな時は良BGMに尽きるので、某ユーチューブのマイ ミックスリストを流していますが、
なぜか電化マイルスしか流れてこない(・・)不思議なミックス。。
頭痛が治まらないのは、BGM選びのミスなのかも知れません。
FLISTFIA “Flight Jacket & Casual Trousers”
それでは本日のお題=FLISTFIAの「トラックジャケット」&「スポーティトラウザーズ」。
当店のフォロワーの方ですとおや?っと思われるかもしれない、冒頭のネイビー上下。
おや?が『また~』or『ちょっと違くね?』の判断は皆さんに委ねますが。後者であってほしい・・
とにかくフリストフィアさんのコレクションからは、毎シーズン欠かさず“セットアップ”を
オーダーしている中、アップデートされたNEWモデルを迷わずセレクト。
新しい提案に私も乗っかってみました。
この段落はいつもの流れ=つかみの位置付けですので、↑のバナーを素直にクリック。
『FLISTFIA セットアップ編』でこれまでの変遷をまずはお納めください。
前回のセットアップ編のブログ内で、チラッと記述されている『トラックジャケット』なるワード。
数ヶ月後にまさか正式リリースが叶うなんてと勝手に思いましたが、真相はいかに。
とにかく無事店頭に到着しました。
ついつい袖を通してしまう軽めブルゾンのコンセプトはそのままに、
襟元はリブ→スタンドカラーへステップアップ。ディテールを変更しています。
我々世代のトラックジャケットだと(最初耳にしたときはスティービーの新譜だと思った)
ジャミロクワイさん的ジャージが出発点の方もいそうですが、↑のヴィジュアルだとそんな様子はゼロ。
“シングルライダース”に通じるスタイリッシュさを覚えていただけるはずです。
(ある面から見るとスイングトップっぽさもありますが、それは後述)
この辺りの提案は、先シーズンからの流れを上手に継続してのものなんだと思います。
一見したところ非常にシンプル、ありていに言えばニュートラル/普通に見えそうなブルゾン。
ただ↑このアイデアが加わることで、ガラリと印象が変わってくるんじゃないでしょうか?
袖口の“ディフォームド リブ”。
横文字ばかりですいません・・いわゆる変わった形のリブ付け。これがすこぶる洒落ています。
作り手からしますと、一枚リブを直線ではなくわざわざ変わった形に裁断するので、
手間とロスが生じる→コストが掛かってくる工場泣かせの指定。
そこを乗り越えてきたところに、私などは漢気を覚えてしまいます。
しかしそんな共感指数の低い?エピソードなどは、皆さんにとっては不要です。
ここはひとつ「スポーツアパレル」に通じるディテールやギミックとしてご覧ください。
私だってアディダス大好きですから。昔のじゃなくて最近の。
それらを踏まえての提案がこのNEWモデルに表れているはずです
「スポーティトラウザーズ」。
フリストフィアさんの考える“ジョガーパンツ”という見立てで、おおよそ間違いないかと。
ラインナップに定着しているイージーパンツ(ブランド内では「リラックスパンツ」)をアレンジ。
皆さんがランニングやフットサルではかれているかも知れない、スポーティさが加わりました。
私がサッカーではいてるのとはなんだか様子が違う・・は、↑のデザインにありました。
『上から下を包む“リブ”生地』。
トラックジャケットと共有させてあるのは、一枚の生地であるということ。
こちらの方が面積が大きいだけに、数倍手間&ロスが生じそうな大がかりなパーツ。
意欲的な取り組みであるのを、うっすらと感じていただけるのではないでしょうか。
こういう綿のリブ生地ってまず見ませんし、作るほうも嫌がる。
簡単にジョガーパンツとはひと言で表せない、デザインの面白みに感心しています。
右下はオチ?ではなく、袖口を見せたかった苦肉の策でしたので。。
妙案が出てきたら差し替えたくはあるのですが。
今回デザインが改められたこともあるので、色合いは落ち着きのあるものを選びました。
スタイリング例は在庫がある限り更新していきますので、一部は↑などを参考に。
個人的にはギンガムのシャツを合わせてしまう辺り、アイビーやトラッド方面に寄った
スイングトップっぽさが、意外に興味深かったです。
しばらくそのノリを忘れていただけに、新鮮さ以上のものを覚えました。
FLISTFIAの新しい提案=「トラックジャケット」&「スポーティトラウザーズ」。
スマートやクリーンさが持ち味のブランドが考える“スポーツアイテム”なニュアンスが、
特にボトムスからは感じられますが、それが実はブルゾンにも見え隠れしていることで、
よりセットアップでのご利用も検討しやすいように思います。
フリストフィアの意欲作として、それぞれくまなくご覧くださいませ。
それでは宜しくお願いします。