EELユニオンシャツ
EEL(イール)のユニオンシャツ、改めてご紹介します。
ここのブログの作者は、「後日詳細は改めてお伝えします」という
結びの言葉をよく使いますが、
その後日を省略するケースが多々あるようです(...)。
このユニオンシャツも思いっきり忘れてましたので、
ちゃんと回収しときたいと思います。
展示会でこちらのシャツを見た時の第一印象は、
「懐かしい」という感じでした。
特にこういったものを昔着ていたという記憶はありません。
でもなんて言うんでしょう、特にグリーンの方ですと、
「昔ばあちゃんが着ていた?」
ような気がしてならなくて、オーダーしてしまった経緯があります。
形で言えばCPOジャケットとかの、いわゆるシャツジャケットになるんでしょうが、
ネル生地やフェルトではなく、太い糸を使った編み目のはっきりとした
ニット素材なだけに、
「シャツの顔したセーター」
と言って良さそうな雰囲気ですし、
(「シャツの顔したセーターって、結局シャツのことでしょ?」と、突っ込んではいけません)
裾がスクウェア(真っ直ぐ)な分だけ着丈の長さも気にならない。
襟の形も台襟のないタイプですので、普通のジャケットに比べて表情が出るのと、
首が寒くないと言ったメリットのある形になっています。
さらに使い勝手が良さそうなのが、「ベスト」との相性です。
ダウンやらウールやらのベストのインナーですと、
普通のシャツやロンTの類いだと寒いし、かと言ってニットだと
熱すぎそうな感じですが、ユニオンシャツでしたら
腕が寒いということもないでしょうし、
ボタンの開け閉めで体温調整も出来る。
そんな面からもシャツとニット、
どっちの役目を果たしてくれそうなアイテムと言えます。
「懐かしさ」の正体は今もって分かりませんが、
何となくこの感じからしてみたら、
「ニット」っていうオシャレっぽい言葉の響きよりかは、
「セーター」って言葉の持つ野暮ったさや垢抜けなさの方が、
しっくりくる気がします。
ということで今年はニットシャツ改め、
「セーターシャツ」
をおススメします。