袖まくり(腕まくり)。
パンツの裾をまくって(ロールアップ)してはくというのは、
だいぶ認知された感があります。
時々
「どのくらいまくったら良さそうですか?」
といったことを質問されるんですが、まくる分量(すねが見える範囲?)は、
パンツのシルエット・靴の形状・その方の暑がり具合(?)で、
色々な好みが出そうですので、
「くるぶしが見えるくらいでいいんじゃないですか?」
と言った答え方ぐらいしか出来ていないのが現状です。
これ、シャツにも共通して言えそうなことで、各人各様で
まくり方へのコダワリがあるんじゃないかと思います
(あってほしい...)。
こちらに関しては、おススメ出来そうなやり方があるので、
ちょっとご紹介させて頂きます。
↑のJames Mortimer(ジェームスモルティマー)のボタンダウンのシャツ
と言ったドレス寄りのシャツを例にとってみますが、
左右で違いを見て頂けると思います。
折り返しの「幅」が細いか太いかですが、
個人的には細いほうでおススメしています。
まくり方のポイントは大そうなことはないんですが、
「カフスを半分にして折り上げる」
だけです。
半分に畳んでから
2回くらい折り上げる。ただこれだけです。
折り返した幅が細い方が、ちょうど7分袖くらいのバランスに
なるのが良いんじゃないかと思いますし、
なんとなくこういう風にした方が野暮ったく見えない、
太い方がキチンとしていて着崩した感が乏しいのかも?
と言った理由から、だいたいこんな感じでおススメしています。
もうちょっと突っ込めば
ちょっと分かりずらいですが、
『袖と裾で折り返しの幅を合わせてみる』
ってのが良さそうです。
そうすればなんとなく上下のバランスも取れそうですし、
話の中でちょっとしたコダワリ感を伝える事も出来そうです。
さりげなく合わせてます、みたいな。
あくまで夏場に長袖のシャツを着たい方向けの内容でしたが、
どうでしたでしょうか?
まくり道(?)には答えがあるのかないのか分かりませんが、
少しでも悩んでいる方がいらっしゃいましたら
参考にしてみて下さい。