LOLO 防水ナイロンパーカー

2011.09.23 / アイテム

“LOLO 防水ナイロンパーカー”  ブラック/レッド   M.L

 

 

 

LOLOの「防水ナイロンパーカー」をアップしています。

 

 

 

ラインナップの中でも、シャツ以外にいくつかご好評のうちに

定番化しているアイテムがありまして、

そのうちのひとつが↑のアウターになります。

 

 

メインのシーズンは秋冬になることが多いようですが、

シーズンレスでご利用頂けるものとして、

年間で必ず用意されていると聞いているのが、

こちらのパーカーです。

 

 

 

該当ページでも詳しく書いていますが

(久し振りに長いテキストですね。いつもか?)、

LOLOのアイコン的ディテール(比翼仕立てやボタンなど)を

盛り込んで仕上げた、“らしさ”を感じさせるルックスなのですが、

個人的には防水素材の方、

Breathatec

に目がいってしまうのは、致し方ないところでしょうか。

 

 

このブリザテック、あまりに記憶があいまいなのであれですが、

シップス時代に確かこの生地使って

ライトアウターを作ったようなそうでないような...

 

 

非常に不確かなのでこれ以上言及しませんが、

とにかく透湿防水機能を持つ素材が、やたらと重宝する

優れものであるというのは間違いないと言えます。

 

 

 

マッキントッシュを始めとするラバーコーティング素材や、

バブアーに見られるオイルドクロスなど、

水滴をはじくレインコート代わりになり得る素材は数多く存在すると

思いますが、昔ながらの伝統ある素材を楽しめるのと同時に、

温暖湿潤な日本の気候だと避けられないのが、

「蒸れ」

の存在です。

 

 

平気な顔をして颯爽と移動をするものの、実は内側はムレムレで

尋常ではない汗ばみ方(というよりびっしょり)というのは、

どなたでも経験したことがあろうかと思います。

 

 

その点ブリザテックは、フィッシュングウェアや屋外作業における

レインコートなど、近年その手の業界では着実に認知度を高めている

素材として注目を集めている代物です。

 

 

水滴を防いで湿気を発散するという生地の特性に加え、

背中裏にベンチレーション(通気孔)を設ける、

換気を良くする気の効いたディテールも、

ぜひご覧頂きたいポイントだったりします

 

(丸々裏返しにした画像の、背中に見える2つの点がそれに辺ります)。

 

 

 

パッと見はこちらのパーカー、フードの存在やラグランスリーブなどから、

いわゆるマウンテンジャケットなどに共通する、

スポーティなアイテムという見え方だと思います。

 

 

ただ僕なんかの見立てですと、ミリタリーやビジネスアイテムにある

“ステンカラーコート”

のにおいを感じていたりします。

 

ドレッシー寄りなハーフコートに、機能的なフードをバランス良く後付けしたような。

 

そんなイメージです。

 

 

そういった観点で見ると、スポーティなカジュアルアイテムとしては

もちろんのこと、着こなしかたによってはジャケットの上からでもいける、

スタイルを限定しないフレキシブルさも大きな魅力だと思っています。

 

 

 

 

少しづつ気温も下がり、ちょっとした羽織りものが不可欠なように思いますが、

さてさてどんなものを羽織れば良いものか、

案外悩みどころであったりもします。

 

 

軽量かつ携帯しやすいナイロンパーカーはその点、

寒暖の差が激しい時にも重宝するはずですし、

真夏以外ではどのシーズンでも対応出来るという、

懐の深さも大きな魅力です。

 

ブリザテックに関して言えば、防水性能から来る防風機能も

持ち合わせていますので、分厚いアウターを好まない自分としては、

中を着こんだ上での冬場のアウターでも使えそう、

と目論んでいます。

 

 

 

後日、スタイリング例なんかも改めてご紹介出来ればと

思っていますが、まずは該当ページをじっくりとご覧頂ければと思います。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

<追伸>

 

ご紹介したいポイントをひとつ忘れてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表面のホワイトボタンの裏全てに、

力ボタン(ちからボタンと読みます)を対応。

ボタンが抜けないようにするための補強。

 

さらに身頃~脇~裾~フードに至る接ぎ目は総パイピング処理で、

更に防水性をアップしています。

 

 

当たり前と言えば当たり前な縫製なんですが、

丁寧な仕事っぷりの一端として、非常に好感の持てるアイテムということを

追記しときます。

 

 

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