Honnete “S/Sleeve Gather One-Piece”
Honnete “S/Sleeve Gather One-Piece”
Honneteの「S/S ギャザーワンピース」をご紹介します。
どなたが言い出し始めたか分かりませんが(あぁ?俺か)、
「5minutes軍」などと言われるように、男気あふれるお店なんだろうと
一部から思われている当店。
実際のところはそれほどではなく
(中には“ミリー女”な方もいますが。好意的な意味でのミリタリー女子です)、
女性の方のご利用が多くなってきたことから、
昨年くらいからレディースのラインナップも少しづつ増やしています。
『これ、レディース(サイズ)ないんですか?』ということで、
メンズとほぼ同デザインでサイズ違いなどは以前からありましたが、
今回ご紹介するのは初めてになる、↑Honneteのワンピース。
「たっぷりギャザーでふんわりシルエット。かわいいですねー」
で済ましてしまうのが、本来のあるべきご紹介の仕方かもしれませんが、
日本に数件くらい熱く語るお店があっても良いでしょう。
いや、5minutesはそうあるべきです。
いつもの調子で見ていきたいと思います。
↑で、“今回ご紹介するのは初めて”と述べたのは理由があり、
実は昨年からご用意していたのがこちらのワンピース。
アップする前に店頭でお求め頂けた、評判のアイテムでした。
実際のところ、春夏のHonneteといえばコレ、と言えるぐらいに
ポピュラーなアイテムでして、長らくロングセラーを続けているものです。
スタイルやシルエットはほぼ変わらず、
毎シーズンの素材替えでリリースされている中、
満を持して届いたのが、
リバティプリントの“Jonathan”です。
その前に商品ページでの補足で、“Tana Lawn(タナローン)”の話を。
このテンションの生地が、やっぱリバティだと思うのですが、
リバティ社のHPから抜粋するに、
『シルクの質感をコットンで再現したローン(薄くなめらかな生地)』。
スーダンのタナ湖で栽培されてた超長綿に由来があります。
ローン地の良いところは、シルキータッチなすべりの良い風合いでして、
暑い日本の夏の頃には、非常に喜ばれる素材です。
個人的に思う良さがもうひとつありまして、
わずかな“伸縮性”を感じるところが、昔から好みでした。
こういうふんわりとしたブラウスだとさほどですが、
タイトめなシャツなんかの場合、ナチュラルなストレッチ性も
嬉しい記憶が残っています。
でようやく本題になります、“Jonathan”について。
リバティのリリースしている資料からしますと、このユニークなテキスタイル、
『筆記具売り場/鉛筆の削りかす』を表している、
独特なストライプ柄なんだそうです。
ラッピングに使う包装紙っぽいと言えば、イメージしやすいのかと。
ただ私、昔から頑なにこの説を唱えています。
(↑良かったら以前のブログもどうぞ。)
『かもめが大空を舞う様子』
十ウン年?以上、譲れない持論です。
冷静に考えると、リバティ社の歴史と小説の出版年に隔たりがあるので
この説の分は悪いのですが、こういうバックグラウンドのほうが、
私としては夢があって良いのかなぁという淡い願望もあり、
例え話的にお伝えしています。
この小説は置いといて、鳥が飛んでいくさまが
昔から好きなものでして。。
シルエットやディテール、スタイリング等々に全く触れずじまいのまま
ブログを締めてしまいますが
(着用画像をご参考下さい。早々のご協力、ありがとうございました)、
Honneteの代表的なラインナップのひとつが、
こちらのワンピースです。
単品でのご利用はもちろんのこと、チュニックやスモック的に
レイヤードとして取り入れるのも、イメージしやすいかと思います。
評判のアイテム、どうぞご覧になってみて下さい。
リバティプリントに関しては、某SHIPSの時から浅からぬ因縁がありますが、
その話はいつかの機会に。
宜しくお願いします。