US ARMY M-65 フィ-ルドパンツ

2011.06.04 / アイテム

 

 

 

 

久し振りに入荷しました、

US ARMY M-65 フィ-ルドパンツをご紹介します。

 

 

 

5minutesでも何度かご用意させて頂いているM-65のパンツですが、

デッドストックというのは市場的にも枯渇と言うのは言い過ぎでも、

品薄傾向であるのは間違いないところでして、

なかなかまとまった数量で用意させて頂くのは

厳しくはなってきています。

 

 

今回の入荷分はM-65 Small/Shortサイズですが、

ちょっと思うところもありましたので、ひとつ掘り下げておきたいと思います。

 

 

 

展示会で出掛けた際に、時々M-65の軍パンを穿いている方を

見かけるのですが、季節柄もあってのことなんでしょう、

多くの方が↑のようにロールアップしていたのを記憶しています。

 

 

ルーズなシルエットなので、デニムのようなこもる暑さ?とは

無縁かと思いますが、開放感があって夏向けだなぁと思って見てましたし、

これは結構ナイスなアイデアだな、とも思って見ていました。

 

(大抵の方がロールアップさせて足元はニューバランス/M1500率が

高かったような、オックスのボタンダウンの白シャツも袖まくりだったような?)

 

 

 

組み合わせのアイテムに関してはひとまず置いときまして、

今日色々試行錯誤していて気付いたんですが、

これはスラックス等のドレスパンツの原理が見られるな、

ということです。

 

 

一概には言えないのであれですが、ビジネス用途でのスーツの裾は

ダブルにしといた方が得ですよ、と以前は言ってたものです。

 

その当時流行っていたというのは差し引いて、これには一応理由があり、

スーツ用のスラックスだとクリース(真ん中の折り目のことですね)

が入っていますが、裾をダブルにしておくと、

生地を重ねることでの重しの役割が生まれて

下方向に張ったような状態になるので、

クリースが取れずらくなる説があるからです。

 

 

(本来の「男の服飾史」的観点から来るダブルのいきさつは、

長くなるので割愛。

「クリース取れないの、PP加工すればいいのでは?」

の声も、今回は割愛。

ちなみにPPはパーマネントプレスの略、だったはず...)

 

 

 

そういうことを加味すると、生地の特性やドローコードの裾ということから、

有無を言わさず重さが生まれますので、

余計なシワやたるみがない“落ち感”を手軽に楽しめるのが、

今回のロールアップのポイントだったりします。

 

 

こうなると大切になってくるのが、

「変に長い裾をくるくるさせた結果、妙にふくらみ過ぎてしまった...」

を防止するために、

それ相当なレングス=長さのボトムスを選んでおきましょう、

ということになります。

 

Small/Shortサイズでしたら、よほど大柄の方でなければ

二折りぐらいしとけば良さそうでは?な感じになります。

 

 

春夏で穿いて頂く5~7分丈的パンツなイメージになるだろう

というのを念頭にして、このサイズを今回は選んでみました。

 

 

 

 

体格に個人差はありますので、皆さん全員というお勧めにはなりませんが、

ひとつの着こなしの参考ということでご覧頂ければと思います。

 

 

「ロールアップとかはどうも...」

と言う方には、有益な情報を追記しときます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も“リアルデッドストック”な証、

『製造年を表すフライヤー』

付きです(過去ログでも詳しく触れてます)。

 

 

じっくりとご覧頂ければと思います。

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

<追伸>

 

今日のブログ、ボリューミーですが勘弁して下さい。

↓の画像、目を凝らしてご覧あれ。

 

 

 

 

 

<特派員Yさんより提供>

 

 

 

チェコが生んだ、ヘッドギアを付けた世界有数のゴールキーパー

 

 

 

本日、松本の地に降臨していました。

 

行きたかった...

 

 

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