ギリシャ軍 フィールドジャケット

2008.12.22 / アイテム

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ご紹介が遅れてました、「ギリシャ軍 フィールドジャケット」を取り上げてみます。

 

 

 

おそらくですが、メンズのアウターの中で最もデザインソース(パクリ?)の

元ネタとして選ばれているであろう、

ミリタリーアイテムに「M-65」と言うものがあります。

 

毎シーズン見ない年はない(そんな年なかったかも…)というくらい、

色んなブランドさんがリプロダクトしていますし、

実物の軍モノも間違いなく店頭で見かけます。

 

Wikipediaで見てたら、錚々たる顔ぶれの面々も着用という

ものすごい実績もあり(個人的には健さんですかね、クレイジーではない)、

アメリカ軍が生んだ最高傑作というのも正しい評価かと思います。

 

 

 

で、本題のギリシャ軍のフィールドジャケット

 

 

一見するとデザイン・ディテールともに非常に似通っているところは

多いかも知れません。フロントの4つのポケット具合とか。

 

違いとしてはジッパー→ボタンでの着脱する点や、

スタンドカラー→テーラードっぽい襟型、

袖に付くストラップなどでしょうか。

 

 

 

 

 

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この辺はお約束。

マチ付きで、フラップが付くポケット。

 

フラップの形状は直球ではなく、変化付けています。

 

 

 

 

 

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裏地は別布を付けて、防寒性アップ。

 

本家に付いていたか記憶は定かではありませんが、

これだけでも防風性は格段に上がります。

ちゃんとしてます。

 

 

 

 

 

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読めないということで格上げの(笑)、ギリシャ語表記。

 

コットンのタグにプリントされているので、

徐々に薄くなってはいきます。

1986年製造のデッドストック。

 

 

 

細かなディテール以外に、注目なのがライナーのキルティングなんです。

 

デッドストックのM-65ですとほとんどついてなく、

別売りされているうえにサイズもマチマチなことが多いのですが、

こちらはキチンと付属のうえに、

更に袖裏にまで付いている寒さ対策バッチリな仕様。

 

M-65を踏襲(あの件以来、間違え知らず)してますが、

そこはヨーロピアンテイストの極寒スタイルになっています。

 

 

 

僕自身も知らなかったので、かな~りマイナーな

ギリシャ軍のアウターですが、

 

「あ、それM-65っぽいね」って言われるのが嫌な方、

「結構あの形好きなんだけど、今さらM-65って気分でもないし…」な方、

「ナイロンとかウール素材だと、火のそばが怖くて…(?)」

 

な方など、様々なシチュエーションに耐えられる作りは、

そうそうございません。

 

 

 

冬のアウターがまだ決めきれない方に、おススメします。

とにかく暖かいはずなので。

 

 

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