EEL Products “ZIPPERS PANTS”
EEL Productsの「ジッパーズパンツ」をご紹介します。
都内への出張も終盤戦を迎えた今、急に欲しくなってきた《ネックピロー》。
いるorいらない?色々見ていると興味が湧いてきます。
高速バス内でうとうと(がっつり寝てますが)する際、シートに頭をゆだねることがありません。
潔癖とかではなく、単に寝グセを防ぐため。となると頭が前方に折れ曲がり、首にダメージが・・
何年もそんな調子でしたが、そろそろ身体を労わるタイミングがやってきたわけで。
お目当ての品ではおおむね、『エア注入・ビーズ・ウレタン』の3つが主流のようです。
飛行機や夜行バスならウレタン一択かもしれませんが、たかだかウン時間の往復、
そして出来るだけコンパクトになるのが望ましいという条件だと、エア注入型が有力なのかと。
大昔にエア型には酸欠?で苦労させられた思い出がありますが、
最近はポンプ内蔵の手動タイプも増えているそうなので、それで良いか~という見立て。
一応リアル店舗で確かめたいのですが、やはりハ〇ズに立ち寄れば良いのでしょうか?
このジャンルに詳しい方がいたら、そっとタレコミください。粗品をお渡しします。
それではイールさんの本邦初登場になる「ジッパーズパンツ」、見ていきましょう。
近年のコレクション内で、新しい試みということで多用されているのが《リメイク》。
イールさんでは古着を切ったりつなげたりするアップサイクルよりかは、既存のボディやパーツを使って
製作していることもあり、妙な違和感を覚えない辺りに評判を得ています。
興味がありながら遠巻きに眺めてたところ、今回なじみのある“スウェット”がいくつか提案されます。
ボトムスと後日紹介するカーディガンをご用意してみました。
コアなイールさんフリークなら、涙を流してガッツポーズ?するディテール。
最大の推しポイントになる《riri ZIP・リリ ファスナー》がここに。
前段で言いましたように、既存のスウェットパンツを用いたお品です。
リメイクと言えども新進ブランドの過剰デザイン?とは違う、品性のある大人に向けてのご提案。
スイスメイドのさりげないジッパー使い、これもまた20年来の象徴だと言えそうな。
今回のジッパーについて補足ですが、コチラは“ピンロック(片ツメ)”になります。
引き手を上げないと(↑参照)ジッパーを下げられない(開かない)仕様。窓サッシと理屈は同じ。
これによるメリットは、ジャージにありがちな引き手がプラプラしてカチャカチャ音が鳴らないことと、
お好みの位置でストッパーを掛けられるので、シルエットの微調整が出来る点にあります。
狙ったかどうか分からないけど、結果的に最良になった好ディテール。
ちょっと何言ってるか分からない・・方がいらっしゃいましたら、ご一報くださいませ。
リメイクの一環=名残りは↑をご覧いただけば明白でしょう。《製品染め》の痕跡がステッチに。
軍モノの後染めでよく見かけるやつでして、縫製で用いたポリエステル糸が染まりきらず、
地の色と異なる白色ステッチがかえってデザイン性を高めてくれる面も。
おまけに染め→洗い→乾燥を繰り返して、全体を10cm程度縮ませたスウェットパンツ。
ヘビーウェイトな生地を過激に目を詰まらせたハードコア仕様(?)。
数回穿いてだるだるになることもなく、冬の寒風にさらされることもなく。
しっかり縮ませている&脇縫い(サイドシーム)なしの、ストレートシルエットなスウェットパンツ。
全体的にはすっきりした見た目ならびに着用感かと。
穿く頻度で生地は伸びていきますので、お好みに近づくよう調整ください。
↑はジッパーのON/OFFでの比較画像。靴やトップスに応じて裾のたるませ方にもアレンジを。
私などは小ぎれいに合わせる時代が長かったので、テーラードのジャケットやチャッカブーツと言った
ドレススタイルのハズしにスウェット、そんなスタイリングをしていた気がします。
もうちょい新作が届いたあかつきには、カジュアルではない着画も出てくるでしょう。
期待なさらずお待ちください。それにしてもこのグリーン、“ブリティッシュ味”があって好きだなぁ。
ここまでEEL Productsの「ジッパーズパンツ」をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
ネーミングの通り、ジッパーが主役になるであろうボトムス。
正面から見ると’90sを彷彿させるスウェットパンツと思わせつつ、裏に回ると現れるriri、
さらに開けたり閉めたりすることでのシルエットチェンジまで、ギミック込みで穿き方を
色々アレンジできるのも大きな魅力です。
立派な外着?になるスウェットパンツをお探しの方、あるいはリメイクものに縁遠かった方なら
エントリーモデルとしてもお薦めしたいアイテム。この機会にぜひご覧くださいませ。
宜しくお願いします。