Yarmo “3/4 WORKERS PANTS”
Yarmoの「3/4 ワーカーズパンツ」をご紹介します。
毎シーズン、ひっそりとご用意しているYarmoのアイテム。
ひっそりなどと言うのは語弊がありますが、ご好評につきロングセラーを続けている
ベーシックアイテムに関しては、欠かさずあるような気がします。
そのうちのひとつが「ドライバージャケット」になるわけですが、
薄い記憶を辿ると8月の終わりには店頭から旅立っていたような。。。
↑のボトムスを見る限り、
『あれ?もしかしてセットアップ??』
という方はご明察。
本来でしたら上下合わせた方が良かったのですが、
ジャケット無し・パンツ先週届くという事情により、
紹介までタイムラグが生じた次第です。
まぁ上下で着て頂くと、ファクトリーワーカー=リアル作業員感も
半端ありませんので、単品ごとでの着用がマッチベターと言えそうです。
前説が長くなったので、本題に入ります。
セットアップの組下としての役割を与えられている、ワーカーズパンツ。
リリースされ始めた当時から、いくばくかの変遷を重ねているアイテムです。
変遷というのは基本的なデザインは変えずに、“シルエット”の変更で
シーズンごとに提案していることからです。
今回は、
・フルレングス→3/4(8~9分丈)
・ウエスト&股上→深くゆったり
・テーパード→裾幅18cmでラインをきつめに
等でアップデート。
ワークパンツにありがちな、ドカンとしたルーズなものではなく、
昨今のファッション事情に即したようなシルエットをご覧頂けます。
レングスの長さで補足ですが、私がはくと普通の長さになりますが(・・・)、
通常であれば、裾口がくるぶし近辺に来る感じだと思います。
↑の画像でなんとなくイメージをつかんでみてください。
今季のYarmoで使われている、コットン地でメインになっているのが、
↑の織りネーム。
泣く子も黙るイギリスの超老舗、
ブリスベン・モス社のコットン素材=CAVALRY TWILL(キャバルリーツイル)。
開店当初のブログでチラッと取り上げていたようですが、
ほぼコーデュロイやモールスキンしか見かけなかったのは、今や昔。
最近は相当バリエーションも増えたようで、豊富なラインナップには驚きます。
キャバルリーツイル(自分は舌を噛むんで、「トリコチン」で呼んでます)は、
畝のある硬めのゴワっとした綿織物で、秋冬でよく見かけるファブリックです。
このボトムスにツイードジャケットを合わせれば、
リアルブリティッシュスタイルでしょうが、
あくまでその辺はやんわりということで、
ルーズフィット感を楽しんで頂ければと思います。
あと全く関係ありませんが、フロントジップがカーキ色で切替えているのが、
個人的には好きです。
メリハリを効かせ過ぎるセンス、Yarmoな感じがします。
ワークウェアのエッセンスを、シティユースやタウンユースに
上手いこと落とし込んでいる、昨今のYarmoのラインナップ。
今回の3/4ワーカーズパンツも、昔からあるようなシリアスなものではなく、
機能性を踏まえつつ、時流に合わせたデザインやシルエットを楽しめる、
そんなように思っています。
ボトムスもまた、ジャケット同様な早々に姿を消しそうな気配のある
今日この頃。
どうぞお早めにご覧ください。
宜しくお願いします。