FilMelange “ARMIN”
FilMelange “ARMIN” melange/dark navy
FilMelangeの「ARMIN」をご紹介します。
長らくご贔屓頂いています、FilMelangeの一群のアイテム。
その他のブランドが次々と入荷している中、
しばらく情報が途絶えていた感もあります。
春夏と違い、秋冬はスウェットやニットウェア関係がメインのため、
今月末ぐらいからが本格的な入荷予定ですので、やや鳴りを潜めてました。
と言いつつ、実は先々月の終わりには届いていたのがコチラ。
そろそろ機が熟した頃でしょうということで、
軽く取り上げていきたいと思います。
いわゆるカットソータイプのタートルネック。
当店でもシーズンごとにご用意することの多いアイテムです。
タートルと言えばロングセラーを続けているものに、
「RUCA」というモデルがあります。
これ、オーリンダコットンを使ったグンバツ(抜群です)なものですが、
アンダーウェアスペックということで、やや使い方が限られるのかな?
というのがありました。
1枚だと身体のラインがしっかり出ますので。
そういう観点からすると今回のARMIN。
さらっと袖を通しやすい“ロンTのタートルヴァージョン”と言える
位置付けですので、ラインを気にせず気軽にいけるのは、
ありがたい話です。
おまけにコットンのカットソーであれば、汚れたらぱっと洗えるのも
大きなメリット。
ウールだとなかなかそうもいきませんので、この辺の扱いの手軽さも
秋冬には重宝するのは間違いなさそうです。
今回のARMINでポイントになってくるのが、素材の使い方。
例年だとカシミアだーとかメリノだーとかの、獣毛ミックス系(?)がリリースされますが、
新しい試みということで「アスペロ」なるものをミックスした、コットン100%の素材です。
アスペロは“ウィンターコットン”とも呼ばれるようで、繊維質が太いことから
ウールのような質感が特徴と言われています。
ピュアな獣毛に比べてハリが出てくる反面、なめらかなピマコットンで
肌触りの良さをキープしているので、いつもの心地良さは変わらずに、
洗濯等での扱いやすさは幾分アップ。
秋冬では総合点のかなり高いコットンカットソーだと、
個人的には思っています。
タコバインダーはグレーだと分かりやすいんで、↑に挙げておきます。
メランジェと共にご用意したのが、↑のダークネイビー。
ブラックと思わせておいて、光を当ててみると青みが現れてくる、
ノーブルな1枚。
その昔のブログで、黒のタートルネックの話をしていましたが、
ウォーホルしかりジョブズしかりから来る、黒タートルの魔力には憧れます。
曰くアーティスティック・賢そう・いいとこの坊っちゃんぽい...etc
『教授になりたい』願望のある自分ですので、
気分だけでも浸るには、タートルネックは欠かせなさそうです。
『篠沢教授に全部っ!』。
合ってるようで違う気もする...
後日、スタイリングページの更新に移行してことになります、
タートルネックのARMIN。
自分としてはホワイトとブラックの2色に賭けたかったのですが、
メンズの方ではより使いやすいカラーでご用意しました。
間違いのないところでの、はらたいらさん的手堅い?セレクト。
本日はメンズのARMINのご紹介ですが、
ウィメンズのALIISAではその思いを込めましたので、
日を改めて取り上げる予定でいます。
生地の厚みやシルエット他、バランスの良い気配りをご覧頂けるARMIN。
何も羽織らず1枚で着ても、トップスとして充分な存在感のあるアイテムだと思います。
シンプルなアイテムなだけに、ご自身の色に染めやすいのも魅力のひとつ。
これからの時期にどうぞ取り入れてみてください。
宜しくお願いします。