EURO BANDANA
EURO BANDANA (ハンカチ&スカーフ&ポケットチーフ etc..)
先日から話題に挙げてました、「EURO BANDANA」をご紹介します。
バンダナというと、アメカジには付き物なイメージが強い気がするのですが、
特にそういうものでもなく、全世界的に生産はされていまして、
色々な種類があるようです。
日本では手を拭くものはハンカチ、首に巻くものは
スカーフと区別していますが、海外だと用途は特に問わず、
“絞り染めされた角型の布”はだいたいバンダナに分類されるようなので、
ここではその表記に準じます。
今回ご用意したヴィンテージ(デッドストック含む)は、
ドイツ・フランス・イタリア等で生産されたもので、アメリカ製のそれとは違う、
ヨーロッパの香りを色濃く写したものをセレクトしてみました。
一応選考基準としましては…
①「100% COTTON」より、「100% BAUMWOLLE」を優先。
(BAUMWOLLEはドイツ語でコットンの意)
②アメリカ製にありがちな、いかにもな“ペイズリー柄”は除外
③裏地に柄が見えないような、粗悪なプリントものは除外
④ダメージが見られないコンディションであること
⑤申し訳ないですが、私の主観
に沿って、数百枚の中から相当数を厳選しました。
なかなかしんどい作業でしたが、無駄な充実感に満ち溢れています(笑)。
↑のような厳格?な選択基準を、これからは『ドグマ5minutes』と名付け、
なるべくブレないように実践する所存です。
(元ネタはドグマ95ですが、5つしか挙げられなかったので、
そのうちなぁなぁになる恐れはあります)
さて、使用例・コーディネイトの類いをご紹介します。
バンダナと言えば「赤いモノ」が連想されそうですが、
それを利用した「EURO LEVI’S」とのセットです。
タグと色味を揃えるのがポイントになります。
余談ですが、当時の先輩で「バンダナ2枚持ち」の方がいました。
お尻のバンダナは常時固定で、手を拭く用のを別に持つというものでした。
気持ちは分からなくもないこだわりでしたので(?…)、
あくまで参考程度に知って頂ければと思います。
あとは画像でお楽しみ下さい。
最近、最も多い使い方が↑の「スカーフ代わり」での用途です。
白シャツやボーダーのカットソーだけですと、
コーディネイトにもの足りなさを感じてしまうので、
ちょっとスパイスを効かせる意味でやっています。
個人的に、ストールのような大判の巻き物の大げさ感?が
好みでなかったりするので、これからの時期は頻発しそうです。
右側はさておき、高度なテクニックと言えそうな、
「アクセサリー代わり」での使用例。
ウォレットコードの代わりみたいなものでしょうか?
これを初めて見たのはVOGUEか何かの洋雑誌で、
お洒落なエディターさんのファッションスナップだったような記憶があります。
10代の僕には衝撃的でした。
ただ、無地のもの等選んでしまうと“野良仕事”に間違われかねませんので(笑)、
素材や色合いには気を付けたいと思っています。
これもくだんの洋雑誌で見た記憶がある、「バッグに巻く」の使用例です。
持ち手の細い、あるいは籐で編んだようなかごバッグを
持たれる女性にお勧めです。もちろん男性の方も参考頂けるはずです。
真夏の暑い時などに、タオルが巻いてあるのは無粋な気がしますので。
ジャケットの胸ポケットからのぞかせる、
「ポケットチーフ代わり」としての使用例。
ドレス畑出身の僕としては、勝手知ったる名脇役で
慣れ親しんだアクセサリーです。
野暮ったくなりがちなワークジャケットも、
チーフ次第でだいぶ垢抜けるというか華やぐ印象ではないでしょうか。
チーフを差すという、隙のないコーディネイトのつもりが
実は↑だったりするのも、
遊ぶゴコロに富んでいて良いんじゃないかと思います。
見えないところにお茶目さを。ブヒブヒ。
と、ここまでお送りしたEURO BANDANA、いかがでしたでしょうか?
ヴィンテージということもあり、二つとして同じものがない
ほぼ一点ものなアイテムですので、実用的なハンカチとしては
もちろんのこと、参考になるか分からない(?)使用例などから
ご利用方法に想像を巡らせて頂く、
そんな選ぶ楽しみを感じて頂けるものだと思います。
お気に入りの一枚を探して頂ければ幸いです。
こんな力の入ったブログをお送りしておきながら、
今のところonline-shopでの販売は...
諸事情により見合わせています。
それぞれ店頭ではご覧頂けますので、
ぜひともお越し頂いたうえでチェック頂ければと思います。
宜しくお願いします。