James Mortimer リネン タータンチェックシャツ
James Mortimerの「リネン タータンチェックシャツ」をアップしています。
毎シーズン楽しみにして頂いているJames Mortimerですが、
今シーズンは定評のあるリネンのファブリックのみをセレクトしています
(もうひとつは白のソリッドですね)。
他にも選択肢はかなりあったんですが、
はっきりと違いが分かるものというのと、カジュアルに羽織れるシャツ
(でも実はドレスシャツ)という観点でボーダー・ストライプ以外を
選んでみました。
自称ボーダニアンの方からすると、意外と珍しいかと思います。
今回のチェックは正統派のアイリッシュリネンではなく、
レギュラーの先染めリネンになる訳ですが、まず目を奪われるのが、
発色の良い
「サックスブルー×ブラウン」
のチェックの配色です。
ドレス畑出身の僕からしますとこの色の組み合わせ、
慣れ親しんだというか刷り込まれた?というかで、
かなりご機嫌な配色だったりします。
イタリア語でいうところの
「アズーロ・エ・マローネ」(確か?)
だったかと思うんですが、
アドリア海を始めとする紺碧の海の色×豊潤な大地の色の組み合わせは、
イタリアで良く好まれているということもあり、ごくごく自然に
「黄金の配色」
としてインプットされてました。
例えば黄金比みたいなものでしょうか?
確か今回のファブリックメーカー、イタリア絡みだったのを
記憶していますので、妙に納得している次第です。
配色自体で7割方、話を済ませてしまえそうなんですが(笑)、
こちらのリネンファブリック、ナチュラルというか
趣きがあるという事なんですが、ドライかつ硬めの質感と言う、
なかなかクセのある素材感の生地です。
糸自体の撚り方が関係してでしょうが、
同型のアイリッシュリネンに比べてシュリンクがよく効いてまして(?)、
若干ハードめな肌触りです。
要はチクチクしますよ、ということです。
完全な衣類用というより、ややキッチンクロスやらの
ファブリック寄りなのかな?と個人的に感じたこともあったので、
今回は2サイズのみのご用意とさせて頂いています。
ウォッシュドフィニッシュのシワは、プレスすれば取れるはずですが、
生地そのものの硬性から結構難儀な作業かと思います。
洗いざらしでラフに羽織って頂ければと思ってますが、
おおかたサイズ感も38でS~M、40でM~Lと
お考え頂いた方が良い気がしますので、
ひとつ参考程度でご覧頂ければと思います。
ひとまずアップにご報告でした。
宜しくお願いします。