観戦のお供に。
連日、ニュースや有料チャンネルで放映されてますとおり、
ツール・ド・フランスが開催されています。
前回までですと、
「すぽ〇と!」等でチラッと速報が流れるようだった気がしますが、
昨今の自転車ブームや十数年ぶりの日本人選手の参戦など、
話題に事欠かない状況だけに、盛り上がりを直に感じている毎日です。
日本人選手の健闘もさることながら、ランス・アームストロング選手の復帰も
見どころのひとつだと思いますが、そのアームストロング選手を含め、
長いツール・ド・フランスの歴史の中で、総合優勝を5回成し遂げた人達は、
通称「5勝クラブ」と呼ばれています。
5人のメンバーはそれぞれ調べて頂くとして、
史上初めて5回の総合優勝を達成したのが、
「Jacques Anquetil=ジャック・アンクティル」です。
で、なぜかそのものすごく偉大なアンクティル選手のサイクリングシャツが、
5minutesに並んでいます(笑)。
これだけ見たら、「5=Zidane」と書かれたレアルのユニフォームと
さほど差がないように思われますが、やはりそこはヴィンテージ。
昔ながらの仕立てが施されています。
脇(横)の部分なんですが、お分かりになりますか?
普通、カットソーですと前後の生地を横で縫い合わせますので、
裾の先まで縫い目があるわけなんです。↑のにはない!!
要は筒型の布にダーツ(縫い目)を入れて、脇を絞ってるんですね。
ダーツってのは女性のブラウス(シャツ)の背中とかにある、
体にフィットさせるための縫い線のことです
(今はメンズでも普通にありますが)。
言いたいことは、
「ドレスシャツとかジャケットを作る際の手間のかかるテクニックを、
スポーツシャツごときにも採用してしまった、良く出来たサイクリングシャツ」
ということです(長い...)。
ということで、運良くツール・ド・フランスをご覧になられる方が
いらっしゃいましたら、ぜひこちらを着て頂いて、
レースに参加した気分に浸って頂ければと思います。
あ、その際にはこちらの帽子もお忘れなく。