LOLO B.D SHIRT ②

2012.04.07 / アイテム

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LOLO “B.D SHIRT”  ホワイトライトブルー  M.L

 

 

 

ずいぶん前のブログで、「LOLO B.D SHIRT ①」と題して

お送りしていたかと思います。

 

で、その投稿を読み進めて頂きますと、

『第2弾』があるような思わせぶりな締め方なんですが、なんですが...

 

 

ということでしたので、きちんと回収しておきます。

 

 

 

前回のブログで“スクエアボトムス”に触れていますが、

かの落合正勝氏が愛した(確か)フランスの至宝、

CHARVET(シャルべ)が推奨するデザインであったり、

ミリタリーやワークアイテムでもその都度見られるデザインです。

 

 

ミリタリーシャツではメジャーなスタイルですが、その多くがダンガリー、

もしくはそれに近い厚みのある生地で、カットソー・ニットと合わせたいと思っても、

決して相性が良いとは言えません。

 

と言って、いわゆる普通(?)の布帛のシャツではそう頻繁に見かけないので、

やや変わったデザインなのかも知れません。

 

 

 

なぜスクエアボトムスが好みかと言いますと、単に着こなしの際の

“見え方”にコダワリがあるからだと思います。

 

 

↑の着用画像の裾周りを注視頂きたいのですが、

裾からはみ出すシャツのラインとカットソーの裾のラインを、

平行』にしたい。

 

ただそれだけのことなんです。

 

 

 

 

 

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おそらく性格上のことも関係してのことですが、

真っ直ぐなところには真っ直ぐなものを合わせたい、

そういう感覚が働きます。

(注:毎度ではないですよー。その時の気分に依りますので)

 

 

突き詰めて言えば、襟・袖口・裾の各箇所からはみ出す

シャツの分量(面積)も似たようにしたい、という感覚も働きます。

(注:昔は同じものをサイズ違いで購入して、

シャツとのセット用・単独使用向けで着分けてました)

 

 

自分がドレス畑出身で、

「ジャケットの袖口からシャツはワンフィンガー(1.5~2cm位)のぞかせる=はみ出させる」

みたいなことを叩きこまれていたので、まぁその…

 

うるさい御仁になってしまったというわけです(苦笑)。

 

 

 

 

現在ですと、「好きな着方で着ればいいのでは?」と、

かなり柔軟になったかと思いますが、

ご紹介している天竺のボーダーカットソーやオックスのB.Dシャツなど、

いたってノーマルでベーシックなアイテムかと思います。

 

 

こういった普遍的なアイテムをそのままお召し頂くと

やはりそのままなので(笑)、

いかに目先を変えるためのアレンジを心得ているかで、

こなれた感というか着崩し感というのに、つながる様に思います。

 

 

 

そこまで厳密に何センチ出せや、

絶対に真っ直ぐ同士合わせろとは言いませんが、

どこかでは役に立つかもしれない情報ですので、

参考にして頂ければ幸いです。

 

宜しくお願いします。

 

 

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