LOLO B.D SHIRT ②
LOLO “B.D SHIRT” ホワイト/ライトブルー M.L
ずいぶん前のブログで、「LOLO B.D SHIRT ①」と題して
お送りしていたかと思います。
で、その投稿を読み進めて頂きますと、
『第2弾』があるような思わせぶりな締め方なんですが、なんですが...
ということでしたので、きちんと回収しておきます。
前回のブログで“スクエアボトムス”に触れていますが、
かの落合正勝氏が愛した(確か)フランスの至宝、
CHARVET(シャルべ)が推奨するデザインであったり、
ミリタリーやワークアイテムでもその都度見られるデザインです。
ミリタリーシャツではメジャーなスタイルですが、その多くがダンガリー、
もしくはそれに近い厚みのある生地で、カットソー・ニットと合わせたいと思っても、
決して相性が良いとは言えません。
と言って、いわゆる普通(?)の布帛のシャツではそう頻繁に見かけないので、
やや変わったデザインなのかも知れません。
なぜスクエアボトムスが好みかと言いますと、単に着こなしの際の
“見え方”にコダワリがあるからだと思います。
↑の着用画像の裾周りを注視頂きたいのですが、
裾からはみ出すシャツのラインとカットソーの裾のラインを、
『平行』にしたい。
ただそれだけのことなんです。
おそらく性格上のことも関係してのことですが、
真っ直ぐなところには真っ直ぐなものを合わせたい、
そういう感覚が働きます。
(注:毎度ではないですよー。その時の気分に依りますので)
突き詰めて言えば、襟・袖口・裾の各箇所からはみ出す
シャツの分量(面積)も似たようにしたい、という感覚も働きます。
(注:昔は同じものをサイズ違いで購入して、
シャツとのセット用・単独使用向けで着分けてました)
自分がドレス畑出身で、
「ジャケットの袖口からシャツはワンフィンガー(1.5~2cm位)のぞかせる=はみ出させる」
みたいなことを叩きこまれていたので、まぁその…
うるさい御仁になってしまったというわけです(苦笑)。
現在ですと、「好きな着方で着ればいいのでは?」と、
かなり柔軟になったかと思いますが、
ご紹介している天竺のボーダーカットソーやオックスのB.Dシャツなど、
いたってノーマルでベーシックなアイテムかと思います。
こういった普遍的なアイテムをそのままお召し頂くと
やはりそのままなので(笑)、
いかに目先を変えるためのアレンジを心得ているかで、
こなれた感というか着崩し感というのに、つながる様に思います。
そこまで厳密に何センチ出せや、
絶対に真っ直ぐ同士合わせろとは言いませんが、
どこかでは役に立つかもしれない情報ですので、
参考にして頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。